このほど、キヤノンのデジタル一眼レフカメラ“EOS-1D Mark II”が「EISAヨーロピアン・プロフェッショナル・デジタルカメラ・オブ・ザ・イヤー2004-2005」を、またインクジェットプリンター“Bubble Jet Printer i9950”(国内名称:PIXUS 9900i)が「EISAヨーロピアン・フォト・プリンター・オブ・ザ・イヤー2004-2005」を、それぞれ受賞しました。
EISA(European Imaging and Sound Association)は、欧州20カ国における主要なオーディオ、ビデオ、フォト専門誌約50誌が加入している業界団体です。今回キヤノンの2製品が受賞したのは、同団体に加盟する各専門誌の編集長やテクニカルエディターが審査員となり、年に一度決定される「ヨーロピアン・フォト・アワード」の部門賞で、過去1年間に欧州各国で発売された各製品群の中から、その年を代表する製品に対して贈られる名誉ある賞です。
受賞理由として、“EOS-1D Mark II”は、画質、レスポンス、耐久性のいずれにおいても一切妥協のない高性能を実現したことが挙げられます。具体的には、約820万画素の大型CMOSセンサーと、自社開発の映像エンジン「DIGIC II」の搭載により、プロカメラマンの厳しい要求にも応える高画質と高速性能が高い評価を得ました。
また、同製品は、欧州において今回の賞と並び権威のある「The Best Photo Products in Europe, 2004*」の「TIPAベストプロフェッショナルデジタル一眼レフカメラ」も受賞しており、今回の受賞と合わせてその優秀さが高く認められたといえます。
一方、“Bubble Jet Printer i9950”は、グリーンおよびレッドを加えた8色インクによる、コントラストや彩度、立体感、透明感に優れた美しい写真画質が、A3サイズにおいて約65秒で得られるという、高速・高画質の両立が高く評価されました。また、最高レベルのフォト出力を達成しながら手頃な価格を実現した点が、信頼性高く使いやすいプリンターとしてアマチュアからプロまで幅広く受け入れられたことも、今回の受賞理由に挙げられます。
なお、表彰式は9月28日からドイツで開催される写真・映像関連機器の世界的な展示会「フォトキナ」の前日に行われます。
EOS-1D Mark II
Bubble Jet Printer i9950
(国内名称:PIXUS 9900i)