キヤノン株式会社（以下 キヤノン）とキヤノン（中国）有限公司（以下 キヤノン中国）は、5月1日より中国で開催されている「2010年上海国際博覧会」（以下「上海万博」）の日本館に協賛しています。その一環として、6月25日から27日までと、9月24日から27日までの期間に、同館イベントステージにて開催される「上海友好都市旅物語 ～ 写真から拡がる、上海と日本の絆。そして未来。 ～」と題したイベントをサポートします。
日本館の外観
イベントステージのイメージ図
※デザイン、レイアウトなど変更する場合があります
「上海友好都市旅物語 ～ 写真から拡がる、上海と日本の絆。そして未来。 ～」は、上海と友好都市関係にある横浜と大阪への旅をテーマに、写真による各都市の紹介や、撮影・プリント体験サービスを行う期間限定イベントです。会場では、旺盛な庶民の活力で常に独自文化を発信し続ける商業の街「大阪」と、東洋と西洋の文化が融合した個性的な景観と雰囲気を持つ歴史ある港町「横浜」を中心に、上海と親交の深い日本各地の風景を、ステージにおけるデモをはじめ、フォトパネルや名物情報展示によって紹介することで、日本へ旅する気分を醸成します。 また、自分で撮影やプリントを楽しむことができるデジタルフォト体験コーナーも用意しています。 このイベントを、キヤノンの製品と技術でサポートすることにより、多くの来場者に、写真を通じて日本の様々な文化資産や豊かな自然に触れる機会を提供し、日中交流の促進を図るとともに、写真の楽しさを伝えていきます。
| 催事名称 | ： | 「上海友好都市旅物語 ～ 写真から拡がる、上海と日本の絆。そして未来。 ～」 |
| 主 催 | ： | 社団法人日本ツーリズム産業団体連合会 |
| 後 援 | ： | キヤノン株式会社、キヤノン（中国）有限公司 |
| 協 力 | ： | 読売新聞社 |
| 会 場 | ： | 上海万博日本館イベントステージ |
| 会 期 | ： | 1回目 2010年6月25日（金）～27日（日） 2回目 2010年9月24日（金）～27日（月） |
| 時 間 | ： | 9：30～22：30（日本館開館時間） ※イベント実施スケジュールは調整中 |
ワンダーカメラは、動画を撮影しながら笑顔を認識し、自動的に笑顔を静止画として抽出する機能を持つ、未来カメラのコンセプトモデルです。
日本の里山風景を、高さ6m、幅27mの巨大写真にして、会場内の壁の一部に構成したものです。 キヤノンの「EOS-1Ds MarkIII」を用いて390枚に分割撮影した里山風景の写真に、画像処理を施し、大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF」で出力しています。 キヤノン独自の技術により、あらゆる部分で遠景・近景の双方のピントが合ったこの写真は、3D技術を使わずに立体感のある空間を再現します。
「綴プロジェクト（正式名称：文化財未来継承プロジェクト）」は、特定非営利活動法人 京都文化協会とキヤノンが2007年3月より行っている社会貢献活動です。 キヤノンの入力から画像処理、出力に至るまでの最新のデジタルイメージング技術と、京都伝統工芸の匠の技との融合により、屏風や襖絵、絵巻物など古くから日本に伝わる貴重な文化財をデジタル化して記録し、そのデータをもとに高精細な複製品を制作しています。 上海万博では、初公開となる国宝「風神雷神図屏風（俵屋宗達筆）」のほか、重要文化財「四季花鳥図屏風（狩野元信筆）」、「老梅図襖（狩野山雪筆）」の3作品を展示し、日本の文化と伝統を紹介します。
約80台の業務用デジタルビデオカメラ「XH G1S」で撮影したそれぞれの映像を、リアルタイムに合成し、あたかも飛行する鳥が見下ろしているかのようなダイナミックな光景を再現します。
・子ども向け職業体験パビリオン「アビリア」に協賛
キヤノン中国は、上海万博会場にある「アビリア」（中国名称：育楽湾）に協賛しています。
「アビリア」は、上海万博におけるテーマの一つである「若者の万博」を具現化する、上海万博で唯一の子ども向け職業体験パビリオンです。
7歳から15歳までの子どもを対象に、銀行員、警察官、消防隊員など、子どもたちに馴染みのある25の職業体験ができるブースを設け、制服やそれぞれの職業で必要な道具を身につけ、本格的な業務を体験します。
キヤノン中国が協賛しているフォトグラファーの職業体験ブースでは、子どもたちがキヤノンのデジタル一眼レフカメラを使って写真撮影の基本技法を学び、パビリオン内で実際に撮影した写真をキヤノンのプリンターからその場で出力することができます。
この体験を通じ子どもたちに、写真表現に、より一層親しみを持ってもらう機会を提供しています。
・キヤノンユーザーの記者・フォトグラファーを対象としたメンテナンスサービスを実施
キヤノン中国は、上海万博の世博中心（万博センター）内にあるメインプレスセンターにキヤノンプロフェッショナルサービス（CPS）センターを設置しています。
上海万博の取材パスを所持する記者・フォトグラファーなどを対象に、デジタルカメラ、レンズおよび付属品のクリーニングとメンテナンスサービスを実施しています。
また、キヤノン中国上海支社のオフィスビル内にあるクイックレスポンス＆リペアセンター（QRC）では、取材パスを所持するお客様が優先的にメンテナンスを受けられる上海万博優待サービスを提供しています。
通常2時間以内の修理対応を行うほか、部品交換を伴うものでも、部品調達が可能であれば24時間以内に修理することができます。
・上海郵政局が行うはがき・切手シートのカスタマイズ印刷サービスに協力
上海郵政局は、上海万博会場内での各種郵便サービスの一環として、はがき・切手シートのカスタマイズ印刷サービスを行っています。
同サービスには、キヤノンのプロダクション複合機「imagePRESS C7000VP」と「imagePRESS C6000」が使用されており、来場者は、好みに応じたデザインを選んだり、自分で撮影した写真を提供したりすることで、自分だけの記念はがきや切手シートを購入することができます。
・UNHCR*1が国連館で開催する「都市難民*2」をテーマにした写真展*3のサポート
キヤノンは、難民問題に取り組むUNHCR（国連難民高等弁務官事務所）の活動をかねてから支援しており、今回UNHCRが上海万博の国連館で6月12日から30日まで開催する写真展「Invisible in the City: the Lives of Urban Refugees」をサポートしています。
本写真展で展示される作品は、もともとアフガン難民であり、いまや世界的に有名な写真家のZalmai氏が撮影したもので、撮影にはキヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D MarkII」が、プリントには大判プリンター「imagePROGRAF」が使用されています。
