ニュースリリース

2013年5月7日
キヤノン株式会社

キヤノンの製品が「TIPA アワード」を19年連続で受賞
35mmフルサイズセンサー搭載機で世界最小・最軽量※1の「EOS 6D」など

キヤノンのデジタル一眼レフカメラやインクジェットプリンターなど合計5製品が、世界的に権威のある写真・映像関連の賞「TIPAアワード 2013」を受賞しました。これにより、キヤノンは、19年連続※2で「TIPAアワード」を受賞したことになります。

  • ※135mmフルサイズ相当の撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラにおいて。2013年5月1日現在(キヤノン調べ)。
  • ※2「TIPAアワード 1998-1999」において「Best Pro Digital Camera」を受賞した、米国イーストマン・コダック社との協業製品「EOS D2000」を含みます。
EOS 6D

EOS 6D

EOS 100D <br /> (国内名称:EOS Kiss X7)

EOS 100D
(国内名称:EOS Kiss X7)

EOS-1D C

EOS-1D C

EF 24-70mm f/2.8L II USM<br /> (国内名称:EF24-70mm F2.8L II USM)

EF 24-70mm f/2.8L II USM
(国内名称:EF24-70mm F2.8L II USM)

PIXMA PRO-10 <br />(国内名称:PIXUS PRO-10)

PIXMA PRO-10
(国内名称:PIXUS PRO-10)

入力機から出力機まで幅広い5機種の製品が受賞

今回キヤノンが受賞したのは、デジタル一眼レフカメラ、EFレンズ、インクジェットプリンターの合計5製品です。これは、高画質や小型・軽量化へのあくなき追求など、特にキヤノン製品における革新性が認められたと言えます。

【 参考 】「TIPAアワード」とは

「TIPA(Technical Image Press Association)」は、欧州を中心とした5大陸15カ国のカメラ・ビデオなどの分野における主要な専門誌、28誌が加盟している業界団体です。
「TIPAアワード」は、同団体が毎年、過去1年間に発表された写真・映像関連製品の中から、革新性・技術力・デザイン・使いやすさなどの観点で選定した、その年を代表する優れた製品・技術に対して贈られる賞です。1991年にスタートして以来、今年で23年目を迎えました。
キヤノンは、1992年に初めて受賞した一眼レフカメラ「EOS 100」から数え、これまでに21回(年)・65種類の製品・技術が受賞しています。

【 受賞部門および対象製品と受賞理由 】

Best DSLR Expert/最優秀デジタル一眼レフカメラ(上級機)

[受賞製品]
デジタル一眼レフカメラ"EOS 6D"(国内名称同じ)
[受賞理由]
  • 消費者のニーズに応えた機能に加え、先進の機能を備えていること。
  • 新開発の35mmフルサイズCMOSセンサー(約2,020万画素)を搭載し、優れた画質、最高ISO25600の常用ISO感度、高画質なフルHD動画を実現していること。
  • 高精細な3.0型・約104万ドットクリアビュー液晶により、動画およびライブビュー撮影時の映像・画像確認や、各種の画像効果の確認が快適に行えること。
  • よく使う機能を一画面に集約し、直感操作で設定できるクイック設定ボタンをはじめ、各種の専用ボタンやマルチコントローラーが、快適で素早い撮影を可能にしていること。

Best DSLR Entry Level/最優秀デジタル一眼レフカメラ(エントリー機)

[受賞製品]
デジタル一眼レフカメラ“EOS 100D”(国内名称:EOS Kiss X7)
[受賞理由]
  • デジタル一眼レフカメラの常識を覆すほどの小型・軽量化に挑戦していること。
  • デジタル一眼レフカメラならではの操作性・(ファインダーの)視認性や、豊富な種類のEFレンズが使用可能な小型・軽量のカメラを求める消費者に対し、ミラーレスカメラ以外の魅力的な選択肢を提供していること。
  • 静止画においてはISO100~12800、動画ではISO100~6400の幅広い常用ISO感度のAPS-Cサイズ・約1,800万画素のCMOSセンサーを搭載していること。
  • 「ハイブリッドCMOS AF II」がライブビュー撮影時に正確なピント合わせを実現し、動画撮影時には、動画サーボAFの搭載により、動く被写体にもスムーズにピントを合わせ続けることが可能であること。
  • タッチパネルを採用した3.0型クリアビュー液晶IIにより、多彩な撮影モードを簡単な操作で使用できること。

Best Video DSLR/最優秀動画機能搭載デジタル一眼レフカメラ

[受賞製品]
デジタル一眼レフカメラ“EOS-1D C”(国内名称同じ)
[受賞理由]
  • 35mmフルサイズのCMOSセンサーを搭載し、4KおよびフルHDの動画に加え、約1,810万画素の静止画をJPEG/RAW形式で撮影可能な、動画・静止画ハイブリッドデジタル一眼レフカメラであること。
  • 映画やテレビの制作に適した24pの4K動画、60pのフルHD動画が記録できること。
  • 4Kを含むすべての撮影映像を、カメラ本体に挿入したCFカードに記録でき、ほぼ全てのEFレンズを使用できること。
  • プロ向けデジタル一眼レフカメラに求められる静止画撮影機能を備え、現代のプロユーザーにとって極めて多目的に活用できるカメラであること。

Best Professional DSLR Lens/最優秀プロフェッショナルレンズ

[受賞製品]
EFレンズ“EF24-70mm f/2.8L II USM”(国内名称:EF24-70mm F2.8L II USM)
[受賞理由]
  • 13群18枚のレンズからなる新開発の光学系を採用し、スーパーUD※1レンズ1枚・UD※1レンズ2枚を使用していること。
  • ズーム・画面全域で従来機種以上の高画質を実現するために、2種類の非球面レンズが組み合わされていることに加え、コーティング技術を採用し、フレア・ゴーストを抑制していること。9枚羽根の円形絞り、リングUSM※2駆動、高速CPUの搭載に加え、AFアルゴリズムの最適化を図り、静かで高速なオートフォーカスを実現していること。
  • 最前面と最後面のレンズには撥油性と撥水性を高めるフッ素コーティングを採用していること。
  • ※1UD:Ultra Low Dispersion=特殊低分散ガラス
  • ※2USM:Ultrasonic Motor=超音波モーター

Best Expert Photo Printer/最優秀フォトプリンター(上級機)

[受賞製品]
インクジェットプリンター“PIXMA PRO-10”(国内名称:PIXUS PRO-10)
[受賞理由]
  • 10色の新インク(顔料インク9色とクロマオプティマイザー)を採用。クロマオプティマイザーによって照明光がプリント表面上で乱反射することで、本来の色とは異なる偽色や金属光沢が付いて見えてしまうブロンズ現象を抑制していること。
  • Wi-Fi(無線LAN)に対応していること。
  • 後トレイ給紙に加え、厚紙などの特殊な写真用紙に対応する専用の手差し給紙口を後方に装備し、用紙への高い対応性を実現していること。
  • 7,680本の多ノズルから全弾4plのインク滴を吐出し、最高解像度4800※1×2400dpi、A3ノビサイズまでの高精細な写真プリントを実現していること。
  • A3ノビフチあり写真を、約5分20秒※2で高速に印刷できること。
  • ※1最小1/4800インチのドット(インク滴)間隔でプリントします
  • ※2キヤノン写真用紙・光沢 プロ[プラチナグレード]を用い、デフォルト設定でプリントした場合。