キヤノンは、2013年5月23日にEOSシリーズ用の交換レンズであるEFレンズの累計生産本数9,000万本を達成しました。9,000万本目に生産したレンズは、「EF24-70mm F2.8L II USM」※1でした。
EFレンズシリーズ
累計生産本数9,000万本達成
記念シンボルマーク
EFレンズは、銀塩方式のAF一眼レフカメラEOSシリーズ用の交換レンズとして、1987年に宇都宮工場で生産を開始して以来、台湾キヤノン、キヤノンオプトマレーシア、大分キヤノンの4拠点で生産を行い、幅広いユーザーの支持により、生産本数を伸ばしてきました。
1995年に累計生産本数1,000万本、2001年に2,000万本、2006年に3,000万本、2008年に4,000万本を突破しています。以降、EOSデジタルシリーズの急速な普及に伴い、2009年に5,000万本、2011年1月に6,000万本、同年10月に7,000万本に到達しました。その後、2012年8月に8,000万本に達し、これからわずか9カ月余りで、累計生産本数9,000万本を達成しました。
1987年3月に、EOSとともに誕生したEFレンズは「USM(超音波モーター)」や「IS(手ブレ補正機構)」、「DO(積層型回折光学素子)」、高い反射防止効果を生む特殊コーティング「SWC」など、世界初※2となるさまざまな技術をもって進化を続け、業界をリードしてきました。
そして今年5月には、1.4倍のエクステンダーを世界で初めて※3内蔵し、200-560mmのズーム域を1本でカバーする超望遠ズームレンズ「EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×」を新たに発表するなど、映像制作用の「EFシネマレンズ」を含めて、合計84種類※4の豊富なラインアップを揃えています。
キヤノンは今後も、光学技術を核に多様なイメージング技術に磨きをかけ、魅力的で信頼性の高いカメラやレンズづくりに挑戦し続けることで、初心者からハイアマチュア、プロに至るまで幅広いユーザーのさまざまなニーズに対応し、写真・映像文化の発展に貢献していきます。