ニュースリリース

2019年2月28日
キヤノン株式会社

第28回地球環境大賞において「経済産業大臣賞」を受賞

フジサンケイグループが主催する第28回地球環境大賞において、「キヤノンのリサイクル技術を結集したキヤノンエコテクノパーク~循環型社会構築に向けた社会課題解決への挑戦~」が、「経済産業大臣賞」を受賞しました。授賞式は東京・元赤坂の明治記念館で2019年4月22日に行われる予定です。

第28回地球環境大賞ロゴ

第28回地球環境大賞ロゴ

キヤノンエコテクノパーク

キヤノンエコテクノパーク

キヤノンでは、循環型社会の構築は、持続的発展可能な社会を実現するための重要な課題の一つであると考えています。2008年からは、環境ビジョン「Action for Green」のもと、技術革新と経営効率の向上により、豊かな生活と地球環境が両立する社会の実現を目指し、「つくる」「つかう」「いかす」という製品ライフサイクル全体で、環境負荷の削減に取り組んできました。
そして2018年に、限りある資源の有効活用と廃棄物削減を徹底的に追求する場として、高度な資源循環を実現するキヤノングループの環境活動の発信拠点「キヤノンエコテクノパーク」(茨城県坂東市)を開所しました。キヤノンエコテクノパークでは、回収した製品から新製品を作る「製品to製品」の資源循環に取り組んでいます。使用済み複合機を新品同様の品質に再生する「リマニュファクチュアリング」や、回収したトナーカートリッジからプラスチック材料をリサイクルして再びトナーカートリッジに使用する「クローズドループリサイクル」の取り組みをより高度化するための最新鋭の自動リサイクルラインを導入しています。
また、キヤノンの取り組みを紹介するショールームや工場見学ルートを整備し、次世代を担う子どもたちに、「実物・実際」を「見ながら・触れながら」学べる環境教育の場として活用しています。

限りある資源を有効に活用していくために、世界では「Circular Economy(循環経済)」を意識した取り組みが進められています。この受賞を励みに、今後も豊かさと環境が両立する未来のため、技術革新で貢献していきます。

  • 1992年に「産業の発展と地球環境の共生」を目指し、産業界を対象とする顕彰制度として、フジサンケイグループが公益財団法人 世界自然保護基金(WWF)ジャパンの特別協力を得て創設した表彰制度。後援は、経済産業省、環境省、文部科学省、国土交通省、農林水産省、一般社団法人 日本経済団体連合会。

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キヤノンエコテクノパーク

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