キヤノンは、2022年12月7日(水)から9日(金)まで開催される素材技術の展示会「高機能素材Week」に初めて出展し、これまでの製品開発で培った技術を活用した高機能材料を展示します。
キヤノンブースイメージ図
キヤノンは、マテリアル分野での新事業の創出に取り組んでいます。本展示会では、コーティング材料と3Dプリンター用セラミックス材料において、技術・製品およびそれらを活用したサービスを紹介します。
これまでキヤノンがカメラのレンズで培ってきた技術を活かして開発した各種塗料(黒色反射防止塗料、親水塗料、透明反射防止塗料)は、反射防止、防曇、防汚などさまざまな機能を有しています。これらは、ディスプレイ、赤外線センサーなどの光学分野に貢献するとともに他分野への応用も期待できます。併せて、キヤノングループ各社(キヤノンオプトロン、キヤノン化成、福井キヤノンマテリアル)の技術を活用したコーティング材料も一堂に紹介します。
3Dプリンターで部品を製作する際の材料は、樹脂から金属、さらにセラミックスへと広がっています。セラミックス材料は、耐熱性や絶縁性、耐腐食性に優れ、様々な分野での活用が期待されています。キヤノンは電子写真プロセス設計、トナーで培った技術を活かし3Dプリンター用セラミックス材料を開発しました。キヤノンマーケティングジャパンでは、3Dプリンターでセラミックス構造体を造形・出荷する「3Dプリンターセラミックス造形サービス」※を2021年2月より開始し、セラミックスの特徴を活かしつつ複雑な形状を1品から提供しています。
黒色反射防止塗料の塗布により、立体物の陰影が認識できなくなるほどさまざまな角度の光の反射を抑制
(写真はフラスコを用いた例)
親水塗料のコーティングにより、雨天時や降雨後など視認性が低下する環境下で、雨水が水膜となって流れ落ちるため、水滴による映像への影響を抑制
(写真はキヤノンのネットワークカメラ)
複雑な形状をセラミックス材料で実現
展示会名 | 第13回高機能素材Week |
会期 | 2022年12月7日(水)~9日(金)10:00~18:00(最終日のみ17:00終了) |
会場 | 幕張メッセ |
主催 | RX Japan株式会社 |
入場料 | 招待券持参者無料(招待券持参でない場合は入場料5,000円/人) |
キヤノンブースイメージ図
419KB(2361px×1575px)
コーティング材料について(1)
257KB(1323px×1000px)
コーティング材料について(2)
901KB(1550px×1964px)
複雑な形状をセラミックス材料で実現
1.73MB(3000px×2000px)
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