メディカルが実現する社会
「小さな異変も見逃さない」
医療現場の情熱に超音波が応えます

超音波でしかとらえられないわずかな変化。きれいな画像がさらに発見を早めます

日本のがん診療のリーディングホスピタル、国立がん研究センター中央病院。最先端のがん医療の普及、医療従事者の育成、そして企業や大学とともに次世代の医療開発に向けた臨床研究・治験を行っています。
国立がん研究センター中央病院には、全国から病気の診断が難しい患者さんも多く訪れます。病院は患者さんの利益を最優先に、「最短の時間で最良の検査結果を得る」ことをめざし、一人ひとりに応じた診断法を選択します。非侵襲的で被ばくがない超音波診断システムは副作用を心配することなく患者さんに使用することができ、精密な診断から治療後のフォローアップまでカバーできる必要不可欠なモダリティ(装置)です。
検査で主に使われているのが、キヤノンメディカルシステムズ(以下、キヤノンメディカル)の超音波診断システムです。医師や技師は撮像する部位や臓器によって最適なプローブとパラメータを選択し、正しい診断につながる「美しい」画像の撮像をつねに追求しています。キヤノンメディカルは装置の開発にあたり、多くの医療機関との共同研究を通じ、画像評価・アドバイスを得て画質を向上。しばしばCTやMRIでは検出されにくく、早期発見や診断が難しいとされる初期のすい臓がんの検出にも力を発揮できるまでに画像は進化し、早期発見とがん治療の精度向上に貢献しています。

メディカルが実現する社会

立ったままでのCT検査。健康長寿がさらに進む時代へ

キヤノンメディカルシステムズが慶應義塾大学病院と共同で開発した立位CT。立っている時だけ現れ、原因がわからなかった痛みの診断や検査時間の短縮などに大きな期待が寄せられています。

より細かく見え、患者さんへの負担も少なく次世代CTが医療の未来を切り拓きます

少ないX線でも微細な部分まで鮮明な映像が得られ、次世代CTとして注目されるフォトンカウンティングCT。キヤノンは世界の医療機関とともに検証を進めています。

カテーテル検査を減らし患者さんの負担を少なく

日本最多の病床数を誇る藤田医科大学病院などとの共同開発で、超解像画像再構成技術を実用化。心臓CT検査の新たな可能性を切り拓いています。

診察・治療をできるだけ早く、安全に

低線量で高画質の画像診断ができるハイスペックのCT装置を搭載した、移動式コンテナCTが世界中で活躍しています。

さいたま市立病院はより高度に、より親切に

新病院へ衣替えしたさいたま市立病院で、キヤノンの2台のMRIが、開放的な検査空間と圧倒的な静音化、高精細な画像により、患者さんの負担を大きく減らしています。

「小さな異変も見逃さない」医療現場の情熱に超音波が応えます

国立がん研究センター中央病院では、被ばくがない超音波診断装置が、がんの早期発見と治療精度の向上に貢献しています。

戦略的大転換に戻る

新たな産業別グループの現況