ネットワークカメラが実現する社会
在校生も、教員も、地域住民も
安心・安全を実感できるキャンパスに
地域に親しまれる広大なキャンパス
東京・吉祥寺にある成蹊学園は、小学校から大学・大学院まで1万人以上もの在校生がワンキャンパスで勉学に励む総合学園です。吉祥寺に校舎を構えて約100 年、地域社会に親しまれ、近隣の住民も気軽に出入りができる開放的な雰囲気を備えています。
地域に開かれた広大なキャンパスを守るために、成蹊学園では校舎ごとなどにいくつかの監視カメラシステムを設置していました。しかし、映像の確認場所もまちまちで、画質も悪く、入ってくる車両のナンバーも見分けることができないなど、さまざまな課題が立ちはだかっていました。
学園生活を見守り、防犯の役割を果たす
安全がつねに問われる学校という場で、課題解決のために導入されたのは、キヤノンのネットワークカメラシステムでした。使用していた監視カメラも生かして計 44 台のカメラ映像を一元管理。学園内のすべてのカメラ映像をリアルタイムに切り替えながら確認できるうえ、守衛をはじめとした関係者ともすぐに共有でき、異変があった時に大切な「初動」が迅速に取れるようになりました。さらに、使い勝手も大きく改善。録画のなかで動きのあった所だけを検知して映像を探し出せるため、個々のカメラ映像から膨大な時間をかけて探す必要がなくなり、見たい映像にスムーズにたどり着けるように。もちろん校門などには、高画質のネットワークカメラを配置し、不審な動きも鮮明に記録されます。そして、守衛所には、学園内のカメラ映像を映し出す多数のモニターを配備。キヤノンのテクノロジーが、在校生にとっては見守られているという安心をもたらし、また第三者には危険や犯罪を見逃さないというシグナルとなって「防犯」の役割を果たしています。