中長期経営計画

グローバル優良企業グループ構想 フェーズVII 2026-2030

世界で親しまれ尊敬される、真のエクセレントカンパニーをめざして。キヤノンが大きな変革と成果を追求する中長期経営計画「グローバル優良企業グループ構想」は、1996年にスタートしました。
2026年からはフェーズVIIがスタート。「生産性革新を断行し新たなる成長を実現する」をスローガンに掲げ、7つの戦略で変革を加速します。

1.開発の生産性向上

  • 試作レス推進とAI活用により設計期間とコストを短縮する
  • 新技術分野のリサーチ体制を構築し戦略投資を強化する

2.製造部門の生産性向上

  • AI・ロボティクス技術を活用した自動化を進め無人化を目指す
  • 製造管理システム・拠点集約・ファブレスで効率生産を実現する

3.販売の生産性向上

  • 全世界の販売組織とチャネルを再編し合理化を進める
  • シェアトップを奪取するとともに新興国市場を拡大する

4.全世界の資産の見直し

  • 全世界の資産を一元管理し最適配置と合理的運用を徹底する
  • 資産・設備の稼働率向上と遊休資産削減で収益力を高める

5.経営情報システムの構築

  • 経営情報を本社で一元管理し意思決定の迅速化を図る
  • 連結決算の作成期間の大幅な短縮に挑戦する

6.人材の生産性向上

  • AI人材の獲得・育成とデジタル・リテラシー向上を推進する
  • 少数精鋭と実力主義で高能率・高賃金を実現する

7.サステナビリティ経営の深化

  • 気候変動、資源活用、人権尊重などに積極的に取り組む
  • 環境負荷低減と資源効率最大化で持続的成長を実現する

経営目標 2030年

売上高 5兆6,000億円以上
営業利益率 15%以上
自己資本利益率(ROE) 15%以上

前提:USD=¥150、EUR=¥175

フェーズ VIIへと至るキヤノンの歩み

フェーズ I 1996-2000 「全体最適」と「利益優先」への意識改革を図り、キャッシュフロー経営を徹底。事業の選択と集中、生産革新や開発革新など、数々の経営革新を始めました。
フェーズ II 2001-2005 「全主力事業世界No.1」を掲げて、製品のデジタル化を一気に推進し、競争力強化に努めながら、全世界のグループ会社の体質改善を進めました。
フェーズ III 2006-2010 現行事業の強化、新規事業拡大など、新たな成長への戦略を進める一方で、サプライチェーンマネジメントの徹底やIT革新を実行しました。
フェーズ IV 2011-2015 規模の拡大を追求する経営方針の転換を図り、財務体質を強化するとともに、M&Aも実施しながら、新たな成長エンジンとなる事業基盤の再構築を進めました。
フェーズ V 2016-2020 新たな成長に向けて4つの新規事業(メディカル、ネットワークカメラ、商業印刷、産業機器)の拡充に挑み、「戦略的大転換」の第一段階となる事業ポートフォリオの入れ替えを完了しました。
フェーズ VI 2021-2025 「生産性向上と新事業創出によるポートフォリオの転換を促進する」を基本方針に、4つの産業別グループへの組織再編によって事業競争力の強化に取り組みました。