環境マネジメント
基本的な考え方

キヤノンの環境保証の考え方

キヤノンは、「サステナビリティの考え方」のもと、環境分野においては「キヤノングループ環境憲章」「キヤノングループ環境ビジョン」にもとづき、地球環境の保護保全に取り組んでいます。

キヤノングループ環境憲章
キヤノングループ環境憲章
キヤノングループ環境ビジョン
キヤノングループ環境ビジョン

アプローチ

環境分野で特定した「気候変動」「資源循環」「化学物質」「生物多様性」の4つの重点課題について、製品ライフサイクル全体で対応を進めています。
資源循環では世界各地に計5拠点のリサイクル拠点を構え、消費地域で効率的な資源循環を進めています。化学物質では、製品に基準値を超えた化学物質を含有させない、事業拠点から基準値を超えた化学物質を排出させないなどの管理を徹底しています。生物多様性では生物多様性と水資源について保全、回復および適切な利用に努めています。特に気候変動においてはGHG排出量ネットゼロの達成に向けて、製品の小型・軽量化、物流の効率化、生産拠点での省エネルギー活動、再生可能エネルギー の導入、製品使用時の省エネルギー、製品リサイクルなど、さまざまな環境活動で徹底した効率化を図ります。資源循環においては、資源の消費の抑制や再生材料の活用、廃棄物の削減を通じてCO2排出量の削減を促進します。これらの自助努力に加えて、バリューチェーン全体でステークホルダーと連携した取り組みを進めていきます。また、長期的には社会全体で起こるイノベーションの取り込みや、SBTi目標達成をマイルストーンにするなど、あらゆる手段を講じてGHG排出量ネットゼロをめざします。そして、イノベーションとテクノロジー の力で、自社のCO2にとどまらず、社会全体のCO2削減に貢献していきます。

  • ※ SBTi(Science Based Targets initiative):科学的根拠に基づいたGHG排出削減目標の設定を推奨する国際イニシアティブ