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ブランドマネジメント

ブランドマネジメントについての考え方

キヤノンでは、グループ内でのキヤノンロゴの不適切な扱いや第三者による不正な使用などによって、お客さまや社会に不利益を及ぼすことがないよう、ブランドマネジメントを行っています。

また、ブランド価値をグループ全体で創っていくという「共創」のポリシーのもと、ブランド価値の向上を図る活動を行っています。

ブランドマネジメント活動のコンセプト

ブランドマネジメント活動のコンセプト

ブランドマネジメントの体制・ルール

キヤノンでは、ブランド価値向上のための審議機関としてブランドマネジメント委員会を設置しています。その事務局としてブランドに関わる各部門の責任者からなるブランドマネジメント室を組織し、問題に迅速に対応できる体制をとっています。

また、現場の活動に責任をもつ地域統括販売会社のブランド担当部門を窓口として、ブランドに関する課題について、グループ全体の情報を集約する仕組みを構築しています。

ブランドマネジメント委員会では、商号、商品名称に関するブランド観点での妥当性や商標キヤノン使用の是非などについて、関係者に対して適切な助言と支援を行っています。また、従業員自らがルールに則ってブランドを正しく使い、お客さまや社会の信頼にお応えすることでブランドの価値向上を図るため、ブランドマネジメントに関するルールを制定しています。また、グループ全体へのルール浸透のため、通達やイントラネットなどでの周知、地域統括販売会社ブランド担当部門への個別説明などを行っています。

キヤノンブランドに対する意識啓発

キヤノンでは、全従業員がキヤノンブランドを正しく理解し、ルールに則って行動できるよう、各地域、各社で、従業員へのブランド教育を行い、「従業員一人ひとりがブランド」であるという自覚を促しています。例えばキヤノン(株)では、階層別研修などのカリキュラムにブランド教育を盛り込むとともに、イントラネットを活用した意識啓発を行っています。

2019年は、ブランドマネジメントに関するルールについて全従業員の理解を促進し、さらに円滑に運用するため、関連ガイドラインを大幅に改訂しました。また、ブランド力向上のための啓蒙活動の一環として行っている海外赴任者全員に対する研修を7回実施し、のべ168人が参加しました。

模倣品への対策

模倣品はブランドを傷つけるものであり、キヤノンブランドを信頼し購入したお客さまに対して、故障や品質不良などに起因する経済的損失をもたらし、さらには身体、生命に危険を及ぼす可能性もあるため、決して見逃すことはできません。

キヤノンでは、模倣品の製造拠点や販売店などの摘発に努めるとともに、各国の税関へ輸入差し止めを積極的に働きかけています。また、税関職員向けの真贋判定セミナーや税関主催の模倣品対策研修に、キヤノンの従業員が講師として参加するなど、世界的な規模で税関との連携を図っています。2019年は全世界で税関などの当局に対し約80回の研修を実施しました。さらに、インターネットにおける取引量が世界的に増加していることを踏まえ、インターネット上で流通する模倣品の監視と削除を強化するとともに、Eコマースサイトとの協力関係構築によりインターネット上で模倣品を流通させない環境づくりにも注力しています。