キヤノン×文化財 映像体験プロジェクト
イベントは終了いたしました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
(終了)開催期間:2022年10月15日(土)~10月30日(日)※24日(月)・25日(火)を除く
日本の文化財の魅力を、できるだけ分かりやすく届けたい。
年齢や国籍を問わず、これまで日本文化にあまり親しみのなかった人にも、その面白さを伝えたい。
キヤノンはそうした想いからこのイベント『ヨルZEN』をご用意しました。
プロジェクションマッピング(映像投影)、MR(複合現実)、AR(拡張現実)、
これら3つの映像テクノロジーによって文化財たちが動き出す、
これまでにない〝映像体験〟という新しい文化財の鑑賞方法です。
プロモーション動画
コンテンツアーカイブ
ダイジェスト映像制作:あの三谷 (studio tms)https://instagram.com/anomitani
先進の映像テクノロジー、文化財が動き出す夜
キヤノンがお届けする3つの映像体験
1.双龍図 × Augmented Reality
双龍は本尊である釈迦如来を守護し、仏法の雨を降らせます。
雨は余計なものを洗い流し、人は〝在りのまま〟を体現した御仏に近づくことができます。
そうしたメッセージを、AR(拡張現実)によってあなたに届け、キヤノンの高精細スキャン映像により、双龍は地上に降臨し、その姿の魅力を自由自在に示します。
高精細キャプチャー技術により天井画「双龍図」のAR視聴を実現
建仁寺法堂(はっとう)の天井画「双龍図」を、AR(Augmented Reality:拡張現実)で視聴できるコンテンツを展示。
キヤノンの独自技術により、縦11.4m×横15.7m・天井高10.8mの「双龍図」の分割撮影を行い、18.4億画素の画像に合成しています。実際の天井画にスマートフォンのカメラをかざすと、「仏法の守護者で、慈愛の雨を降らせる神」であるとされる龍のAR映像が動き出します。さらに、肉眼では見られない筆跡などをスマートフォン上で拡大して鑑賞することもできます。
撮影には、ミラーレスカメラ「EOS R5」(2020年7月発売)およびRFレンズ「RF70-200mm F2.8 L IS USM」(2019年11月発売)を使用。
コンテンツ制作:デジタルコンテンツの総合制作会社である株式会社グミが協力。
株式会社グミホームページ:https://gumi.co.jp/
2.枯山水「大雄苑」× Mixed Reality
枯山水は水を使わず、石や砂などで表現するため、見る人の心の風景を投影する余地が生まれます。そう、枯山水は心の鏡。それをキヤノンのMR(複合現実)によって映像化しました。同じであるはずの風景に、見ている人ごとに異なる景色が現れます。
MRシステムを使用した枯山水「大雄苑(だいおうえん)」の体験型コンテンツを展示
建仁寺方丈庭園の枯山水「大雄苑」でのMR(Mixed Reality:複合現実)体験が可能なコンテンツを展示。禅の世界観をモチーフにした、神秘的で臨場感のある映像体験を可能にします。
キヤノンのMRシステムのヘッドマウントディスプレイ「MREAL S1」(2021年2月発売)を用いて枯山水を見ると、現実空間に重ねられた3D CGが出現。
コンテンツ制作:CG-ARTS※1、演出家のタグチヒトシ氏※2(GRINDER-MAN)および株式会社ライノスタジオ※3が協力。
- ※1CG-ARTS ホームページ:https://www.cgarts.or.jp/
- ※2タグチヒトシ氏(GRINDER-MAN)ホームページ:https://grinder-man.com/
- ※3ライノスタジオ ホームページ:https://www.rhino-studios.com/
3.国宝「風神雷神図屏風」× Projection Mapping
屏風に表現されているのは、「風が種を運び、雷が雨を呼んで、作物が成長し穀物が実る」という、農耕に頼り生きてきた日本人の五穀豊穣の祈りです。キヤノンのプロジェクションマッピングにより農耕を支配する風や雷などの自然に神仏が宿ると信じてきた日本人の信仰を描きました。
国宝「風神雷神図屛風」(高精細複製品)のプロジェクションマッピングを上映
「風神が種を運び、雷神が雨を呼び、五穀豊穣がもたらされる」というストーリーを描いた迫力のある映像を投影。
短焦点プロジェクター「WUX500ST」(2017年4月発売)を2台使用し、音響システムと合わせて同期します。
- ※「綴プロジェクト」で制作。昨年建仁寺に奉納された「風神雷神図屏風」の高精細複製品を活用。
綴プロジェクト:https://global.canon/ja/tsuzuri/index.html
大本山 建仁寺とは
臨済宗建仁寺派の大本山。開山は栄西(ようさい)禅師。開基は源頼家。鎌倉時代の建仁2年(1202年)の開創で、寺名は当時の年号から名づけられた。山号は東山(とうざん)。諸堂は中国の百丈山を模して建立された。創建当時は天台・密教・禅の三宗兼学だったが、第十一世蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の時から純粋な臨済禅の道場となる。800年の時を経て、今も禅の道場として広く人々の心のよりどころとなっている。
開催概要
開催日 | 2022年10月15日(土)~10月30日(日)※24日(月)・25日(火)を除く 本イベントは終了しました。 |
開催時間 | 17:45~20:00 ※最終入場19:20まで |
開催場所 | 京都 大本山 建仁寺 アクセス:https://www.kenninji.jp/access/ |
料金 | 2,200円 (拝観料を含みます) |
主催 | キヤノン株式会社 |
特別協力 | 大本山 建仁寺 |
企画協力 | 特定非営利活動法人 京都文化協会 |
後援 | 京都府 京都市 |