ニュースリリース

2003年5月28日
キヤノン株式会社

キヤノンがインターネットデータセンター運用管理業務で
「ISMS適合性評価制度」の認証を取得

キヤノンはこのたびインターネットデータセンターの運用管理業務において、「情報セキュリティマネジメントシステム(Information Security Management System:以下ISMS) 適合性評価制度」の認証を取得しました。

「ISMS適合性評価制度」は、経済産業省が公表した情報セキュリティ管理に関する国際標準の導入に基づき、財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)が2002年4月より本格運用を開始した、情報セキュリティマネジメントシステムに関する適合性評価制度です。本制度は、日本国内の情報セキュリティ全体の向上に貢献するとともに、諸外国から信頼を得られる情報セキュリティレベルを達成することを目的としています。

今回キヤノンが認証取得した範囲は、ハウジング、障害監視、オペレーション、障害情報管理の4つのインターネットデータセンター運用管理業務で、インターネットサービスを取り巻くさまざまな脅威、すなわち不正アクセス、データの改ざん、破壊などから、お客様の情報を守り、お客様へのサービスの品質を確保する当社の取り組みの方針と体制が、高い水準にあることが認められたものです。

キヤノンではインターネットデータセンターを利用して、法人向けインターネットサービス「Canonet」、データ保管サービス「Digital Assets Bank」、当社デジタルカメラ・ビデオなどのユーザー向けオンラインフォトサービス「Canon Image Gateway」などのインターネットサービスを提供しています。

キヤノンはこれまでも、インターネットサービスを提供する際の重要な要素である「機密性」、「完全性」、「可用性」の維持を主眼に、情報システム上のさまざまな対策はもちろん、個人情報保護、情報セキュリティについて社内規程を定め、厳格に運用することで、お客様の信頼を得るべく尽力してきました。今後もお客様に安心して利用して頂けるインターネットサービスを目指して、セキュリティ対策を積極的に進めて行きます。