ニュースリリース

新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト
「写真新世紀」の巡回展を開催

キヤノンは2008年度（第31回公募）「写真新世紀」^*1 の受賞作品展を、2009年2月20日より仙台および大阪の２つの会場で順次開催します。

• *1「写真新世紀」は、写真表現の新たな可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的として、キヤノンが1991年にスタートした文化支援プロジェクトで、銀塩・デジタル写真を問わず、自由で独創的な写真表現を応援しています。新人写真家の登竜門として認知され、本年度の審査員である大森克己氏、野口里佳氏の他、オノデラユキ氏、佐内正史氏、蜷川実花氏、澤田知子氏ら、国内外で広く活躍する優秀な写真家を、多数輩出しています。

巡回展では、2008年度（第31回公募）「写真新世紀」の応募者1,517名の中から選ばれた、グランプリ1名および優秀賞受賞者5名の受賞作品を展示するとともに、2007年度（第30回公募）の準グランプリ受賞者3名^*2 の新作展を同時開催します。これは、今年11月に東京都写真美術館で開催し、好評を博した「写真新世紀 東京展 2008」の内容を再構成したものです。

• *22007年度は、厳正なる審査の結果“グランプリ”の該当者はなく、3名に“準グランプリ”が授与されました。

それぞれの会場では、出展者などによるトークショーが行われ、作品のコンセプトや制作意図を出展者自らが語るなど、来場者との交流の場が提供される予定^*3 です。

• *3詳細が決まり次第、ホームページで公開します。

【出展者】（50音順・敬称略）

• 〇同時開催：2007年度（第30回公募）準グランプリ受賞者　黒澤めぐみ、詫間のり子、中島大輔 新作展

【スケジュール】

• ※大阪展は、展示内容により会期が2回にわかれます。

【概要】

【参考資料】

キヤノンは、写真表現の新たな可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的として、1991年に「写真新世紀」をスタートしました。
今回は応募作品の中から、レギュラー審査員3名（荒木経惟〔写真家〕、飯沢耕太郎〔写真評論家〕、南條史生〔森美術館館長〕）とゲスト審査員3名（榎本了壱〔アートディレクター〕、大森克己〔写真家〕、野口里佳〔写真作家〕）がそれぞれ優秀賞1名と、佳作5名を選出しました。グランプリは今年11月28日に開催されたグランプリ選出公開審査会において、優秀賞受賞者の中から1名が選出されました。なお、グランプリ受賞者には奨励金100万円ならびに副賞として同額相当のキヤノン製品を、優秀賞受賞者には奨励金20万円ならびに副賞として同額相当のキヤノン製品を、佳作受賞者には奨励金3万円が贈呈されました。またグランプリ受賞者は、翌年の写真新世紀展で新作個展を開催する権利が与えられます。
グランプリ、優秀賞、佳作受賞作品は、東京をはじめとする巡回展にて公開されるほか、キヤノンが発行する「写真新世紀」誌で紹介されます。

【2008年度（第31回公募）グランプリ 受賞作品】

【2007年度（第30回公募）準グランプリ受賞者3名 新作展】