キヤノンは、現在開発中の業務用ビデオカメラにMPEG-2 フルHD(4:2:2)のファイルベース記録形式を新たに採用します。 この記録形式は、より高品位な映像や音声の記録が可能な上に、加工や編集などの作業性に優れていることから、番組や映像の制作を効率的に行えるため、業務用途での運用に適しています。
MPEG-2フルHD(4:2:2)のファイルベース記録形式の採用に伴い、映像産業で幅広く使用されている主要な編集・加工ソフトウエアへの対応が必要なため、Adobe Systems Incorporated、Apple Inc.、Avid Technology, Inc.、Grass Valley の各社と協力して、準備を進めています。 また、今後の映像産業のイベントにおいて、本記録形式で保存したサンプル映像とソフトウエアを使って、取り込みから編集までの一連の流れを紹介するデモンストレーションを実施する予定です。