キヤノン株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:内田恒二 以下「キヤノン」)は、2010年3月5日から3月19日まで(オランダ時間)の間で実施したオランダのオセ社(Océ N.V.、本社:オランダ フェンロー市 CEO:Rokus van Iperen 以下「オセ」)の普通株式の追加公開買付けの結果、自己株式を除くオセ普通株式数の84.2%を取得しました。
キヤノンは、2009年11月16日、プリンティング分野全般における世界No.1の実現に向けた最適なパートナーとして、オセの普通株式を株式公開買付け(TOB)によって取得することを公表し、市場での買付けを行うとともに、2010年1月29日から3月1日(オランダ時間)までの応募受付期間で公開買付けを実施した結果、自己株式を除くオセ普通株式数の71.3%に相当する60,538,757株を取得しました。
その後、キヤノンは2010年3月5日から追加公開買付けを実施しました。その結果、3月19日の追加公開買付けの終了時点までに応募があった株式(10,297,246株)と、追加公開買付け期間内にキヤノンが市場で取得した株式(632,638 株)、また既にキヤノンが取得している株式(60,538,757株)の合計は、自己株式を除くオセの普通株式数(84,871,320株)の84.2%となりました。
キヤノンは、製品開発、生産、販売、サービス体制を強化する上で高い相乗効果を発揮する最適なパートナーであるオセをグループに迎え入れることで、プリンティング分野における世界No.1の実現を目指していきます。
なお、自己株式を含めた普通株式数はオセ普通株式数の 84.7%と、自己株式、優先株式を含めた株式数はオセ株式総数の87.5%になります。