このたびの東日本大震災により被災された方々に対しましては、謹んでお見舞い申し上げますとともに、被災地域の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
キヤノンは、3月11日に発生した東日本大震災の被災地への支援として、日本赤十字社の医療活動をサポートするために、「ポータブルX線デジタル撮影システム」5セットを同社に贈ることといたしました。
「ポータブルX線デジタル撮影システム」は、キヤノンの医療用X線デジタル撮影装置「CXDI-55G」を中心に構成されたシステムで、検診車では対応できない院外のさまざまな場面でもデジタルX線撮影が可能です。2009年のインドネシア・スマトラ島沖地震や2010年のハイチ地震など、医療資源が限られた災害現場における医療活動に貢献しており、2008年の四川大地震の際には、キヤノン中国より四川省綿陽市中心病院に寄付を行い、被災地において大きな役割を果たしています。
なお、キヤノングループでは、3月12日に公表のとおり、今回の地震で被災された方々の救援活動のために義援金3億円の寄付を既に行いました。また合わせて、日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアの各地域で社員の募金活動を行い、被災地の復旧に役立てていただく活動を進めています。