ニュースリリース

2011年2月16日
キヤノン株式会社

キヤノンがデザインの祭典「ミラノサローネ」に出展
テーマは『NEOREAL WONDER』~キヤノンデジタルイメージングの世界~

キヤノンは、2011年4月12日から17日まで、イタリア・ミラノで開催される世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」に出展します。

本年度出展作品のイメージ図

「ミラノサローネ」とは

「ミラノサローネ」は、1961年より毎年4月にイタリア・ミラノで開催されている世界最大規模のデザインの祭典で、今年で50周年を迎えます。 先進的なデザイナーや企業が、世界中から集まるデザイン関係者やメディアなどに向けて最新のデザイン力やブランド力をアピールする場として、昨年は1326社*1の企業および団体の出展があり、約29万8千人の来場者が訪れました。

  • *1出展数:イタリア国内から1,044社(団体)、イタリア国外から282社(団体)

今年のテーマは『NEOREAL WONDER (ネオリアル ワンダー)』

キヤノンは、2008年より3年にわたり“新しい感性の世界”を意味する『NEOREAL(ネオリアル)』をテーマに出展しており、50周年の今年は、さらに新しい可能性を追求した『NEOREAL WONDER(ネオリアル ワンダー)』をテーマに軽やかさと革新性が共存する映像表現の世界を創造します。

キヤノンの本年度出展作品の特徴・見どころ

  • 2組の先鋭デザイナーを起用
    トラフ建築設計事務所がメイン空間に作り上げる、無数の水糸(幅0.5mm、長さ16m)を用いた立体スクリーンに、ビジュアルデザインスタジオWOW(ワウ)が手がける多彩な光の表情を凝縮した映像を投写します。 空間テーマは「Light Loom(光の織機)」、映像テーマは「Circle of light(光の循環)」です。
  • 自社のデジタルイメージング技術を活用
    映像投写には、自社製の反射型液晶パネルLCOS*2を搭載したプロジェクター「WUX10 MarkⅡ」など約20台を配置し、高精細な映像を多方面から映し出します。映像制作の一部には、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D」や業務用ビデオカメラに採用しているCMOSセンサーを搭載したデジタルビデオカメラの新製品「iVIS HF M41」を使用し、入力から出力まで自社の技術を活用します。
  • *2LCOS(エルコス)とは、Liquid Crystal On Siliconの略

【 キヤノン出展作品の概要 】  ※敬称略

テーマ 『NEOREAL WONDER』~キヤノンデジタルイメージングの世界~
開催期間 2011年4月12日(火)~17日(日)10:00~21:00
プレスレビュー 4月11日(月)15:00~20:00
オープニングレセプション 4月12日(火)18:30~21:00
会場 スーパースタジオ・ピュー 内 アートポイント
Superstudio Più ART POINT
住所 Via Tortona 27, Milano(トルトーナ地区)
入場料 無料
展示スペース 825㎡
参加デザイナー トラフ建築設計事務所(建築家ユニット)
WOW (ビジュアルデザインスタジオ)

【 クリエイタープロフィール 】  ※敬称略

トラフ建築設計事務所

トラフ建築設計事務所
2004年に鈴野浩一(すずの こういち)と禿真哉(かむろ しんや)により設立。 2011年「The Design Plus Award」受賞(空気の器)、2009年「グッドデザイン賞」受賞(Y150 NISSAN パビリオン)、2008年「商空間アワード2007」グランプリ(ブーリアン 東京大学医学部教育研究棟 鉄門カフェ)、「ベストデビュタント賞 2008」受賞、2007年「第3回サカイリブデザインコンペ」準最優秀賞 銀賞(とらのあな AKIHABARA)、準優秀賞 銅賞(回転体)、佳作(ゼルダ)、「JCDデザインアワード2007」金賞(ブーリアン 東京大学医学部教育研究棟 鉄門カフェ)、銀賞(NIKE 1LOVE)、2006年「JCDデザインアワード2006」BEST100(UDS上海オフィス)、「インテリアプランニング賞2006」入選 (テンプレート イン クラスカ)。 建築の設計をはじめ、ショップのインテリアデザイン、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。

WOW(ワウ株式会社)

WOW(ワウ株式会社)
1997年設立。東京と仙台、フィレンツェに拠点をおく、ビジュアルデザインスタジオ。 CMやVI(ビジュアルアイデンティティ)といった、広告における様々な映像表現から、様々な展示スペースにおけるインスタレーション映像、メーカーと共同で開発するユーザーインターフェイスのデザインまで、既存のメディアやカテゴリーにとらわれない、幅広いビジュアルデザインワークを展開している。 近年では映像の新しい可能性を追求するために、積極的にオリジナルのアートインスタレーション作品を制作。 それらの作品は、ロンドン[Victoria and Albert Museum][Science Museum]、モスクワ[MIGZ]、フィレンツェ[Della creativita]、ベネチア[Architecture Biennale]、パリ[Fashion Week]、バルセロナ[Vincon Gallery]、ミラノサローネ2008年[TOKYO WONDER]、2010年[Dupont Corian Gallery]など国内外で多数展示されている。