ニュースリリース

キヤノンが「写真新世紀 大阪展 2011」を開催

キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」の2010年度（第33回公募）の受賞作品展を、2011年4月5日から4月27日まで、大阪市のアートコートギャラリーで開催します。 本作品展は、2010年11月に東京都写真美術館で開催し好評を博した「写真新世紀 東京展 2010」を再構成したものです。

「写真新世紀」とは／2010年度（第32回公募）の審査結果

「写真新世紀」は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的として、キヤノンが1991年にスタートした文化支援プロジェクトです。 銀塩・デジタル写真を問わず、自由で独創的な写真表現を応援しています。 2010年度は総勢1,276名（組）の応募があり、厳正な審査のもと、グランプリ受賞者1名、優秀賞受賞者4名、佳作受賞者20名が選出されました。

「写真新世紀 大阪展 2011」の内容・特徴

１．2010年度（第33回公募）受賞作品を展示

2010年度のグランプリ受賞者である佐藤華連氏のほか、優秀賞受賞者4名と、佳作受賞者20名のうち近畿地区在住・出身の6名の計11名^*1 の作品を展示します。

• *1【敬称略・五十音順】佐藤華連〔2010年度（第33回公募）グランプリ受賞者〕、齋藤陽道、柴田寿美、高木考一、谷口育美
  〔同優秀賞受賞者〕、牛久保賢二、木築憲一、小澄源太、澄毅、関本幸治、菱田雄介〔同佳作受賞者〕

２．2009年度（第32回公募）グランプリ受賞者の新作個展を同時開催

2009年度のグランプリ受賞者であるクロダミサト氏の新作個展『家族の風景』を同時開催します^*2。

• *2グランプリ受賞者には奨励金と翌年の個展開催の権利を授与しています.

３．出展者トークショーを実施

2011年4月9日（土）15時より、会場内において、2010年度グランプリ受賞者、同優秀賞受賞者4名、2009年度グランプリ受賞者の計6名によるアーティスト・トークを実施します。
受賞者各自による、制作意図や作品コンセプト、今後の活動予定などについてのプレゼンテーションのほか、来場者との質疑応答の時間など交流の場を設けます。

【 実施概要 】

【 2010年度（第33回公募） 優秀賞受賞作品 】　 ※ 敬称略

【 2008年度（第31回公募） グランプリ受賞者　新作個展 】（50音順・敬称略）

ご参考

「写真新世紀」は、2010年度の審査員である大森克己氏、佐内正史氏、蜷川実花氏をはじめ、オノデラユキ氏や澤田知子氏など、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出し、新人写真家の登竜門として認知されています。 なお、現在までの応募者総数は18,106名（組）となりました。

○2010年度（第33回公募）「写真新世紀」審査員（敬称略）
大森克己（写真家）、佐内正史（写真家）、椹木野衣（美術批評家）、清水穣（写真評論家）、蜷川実花（写真家）

関連情報