ニュースリリース

2011年9月9日
キヤノン株式会社
オセ社

キヤノンとオセが共同開発
モノクロプロダクションプリンターと高速カラー複合機

キヤノン株式会社(以下、キヤノン)とオセ社(以下、オセ)は、キヤノン製のフィニッシャーとスキャナーを組み合わせたモノクロプロダクションプリンターと、オセ製コントローラーを搭載した高速カラー複合機を共同開発しました。

共同開発製品 ( モノクロプロダクションプリンター )

共同開発製品 ( モノクロプロダクションプリンター )

キヤノンは、2010年3月にオセをキヤノングループの一員として迎えて以来、技術・製品面での強力な補完関係の構築に努めて事業基盤の強化を図り、2011年3月に初めての共同開発製品となるカラープロダクションプリンターを発表しました。

このたび、キヤノンとオセは共同で、モノクロプロダクションプリンターと高速カラー複合機を新たに開発しました。
モノクロプロダクションプリンターは、オセ独自の技術でオフセット印刷に迫る高画質・高精細を実現した新規開発エンジンに、キヤノンの高性能フィニッシャーおよびスキャナーを組み合わせたモデルです。 コンパクトボディーでありながら、プロダクション向けのキヤノン製フィニッシャーとの接続により、多彩な印刷物の提供を可能にしています。 また、本製品はオセ製コントローラー「PRISMAsync」の搭載により、オセのデジタルプリンター「VarioPrintシリーズ」の優れた操作性が継承されているほか、「PRISMAsync」と組み合わせたキヤノンの「imagePRESSシリーズ」や「imageRUNNER ADVANCEシリーズ」との高度なシステム連携を可能にしています。 本製品の導入により、キヤノングループとしてのモノクロ機のトータルラインアップがさらに拡充され、市場での幅広いニーズに対応したソリューションの提供が可能になります。

高速カラー複合機は、カラー文書・帳票などの大量出力や高速コピーに力を発揮するキヤノンの「imageRUNNER ADVANCE C9000 PROシリーズ」にオセ製コントローラー「PRISMAsync」を搭載したモデルで、3月発表のカラープロダクションプリンターと同様、プロダクション市場で定評のあるオセのPRISMAワークフローとの高い親和性を実現しています。

モノクロプロダクションプリンターは欧州で9月上旬より、高速カラー複合機は欧州および米州で9月上旬より順次発売を開始し、今後それぞれ他の地域への展開も進めていく予定です。

キヤノンとオセは、今後も技術・製品分野でより一層の協業を図り、お互いの強みを生かした高画質・高品質の製品および幅広いプリンティングソリューションを提供し、プリンティング業界における世界No.1の実現を目指します。