ニュースリリース

2011年9月26日
キヤノン株式会社
キヤノンITソリューションズ株式会社
オラクル・コーポレーション
日本オラクル株式会社

キヤノンとオラクルがオフィス向けソリューションの分野でグローバル協業
イメージング技術とソフトウエア技術を融合した新製品を提供

キヤノン株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長兼COO:内田恒二、以下キヤノン)、キヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅田和則、以下キヤノンITS)、オラクル・コーポレーション(本社:カリフォルニア州レッドウッドショアズ、以下オラクル)、日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤隆雄)は、両社グループの強みを生かした「イメージング技術」と「ビジネス・ソフトウエア」の融合による新しい価値創造を目指し、オフィス向けソリューション分野で協業することに合意しました。

キヤノンとオラクルは、これまでも、オラクルのミドルウエアや「Java」をキヤノンの複合機やソフトウエアに組み込むなど、技術開発の分野において緊密な関係を築いてきました。

このたび、両社はキヤノングループのイメージング機器・技術とオラクルのソフトウエア技術を組み合わせ、両社のシナジーが期待できる分野において協業していきます。 これにより、新たな商材・サービスを創造していくとともに、両社が持つグローバルな販売力を活かして顧客に幅広くサービスを提供していきます。

製品開発での協業

第一弾として、キヤノンITSがキヤノンのイメージング技術と、「Oracle Database」、「Oracle WebLogic Server」、「Oracle SOA Suite」、「Oracle WebCenter」などのオラクルのソフトウエア技術を組み合わせ、柔軟性に優れた「SOAベースのイメージングプラットフォーム」を開発・製品化し、グローバルに展開していきます。 これにより、キヤノンの複合機「imageRUNNER ADVANCE」などのオフィス向けイメージング機器と、ERPなどのIT業務システムを連携させ、イメージング処理やドキュメント処理を含めた業務の効率化を実現します。 日本ではキヤノンITSが2012年1月より、米州では「Canon Information and Imaging Solutions, Inc.」が2012年上半期より提供し、それ以外の地域での展開についても順次進めていきます。

技術開発での協業

キヤノンは、複合機「imageRUNNER ADVANCE」のアプリケーションプラットフォーム「MEAP」の開発・実行環境として、オラクルの「Java」を採用しており、多数のアプリケーションを取りそろえ、多彩な顧客のニーズに対応してきました。 この経験を生かし、「Java」の改善・進化を両社で推進します。
また、キヤノンのオフィス向けクラウドサービス基盤「Canon Business Imaging Online」の要素技術開発においても、オラクルのミドルウエア技術をベースとした共同開発を行っていきます。

【 SOAベースのイメージングプラットフォームの特長 】

SOAベースのイメージングプラットフォームの特長

「SOAベースのイメージングプラットフォーム」は、エンタープライズシステムとオフィス向けイメージングデバイスの連携・BPELエンジンなどのソフトウエア技術によるノンプログラミングでのプロセス処理・ドキュメントのハンドリングを効率化できるイメージング処理を特長とする開発プラットフォームです。

1.システムとデバイスが柔軟に連携できる開発プラットフォーム

本製品には、ERPやCRMなどのエンタープライズシステムおよび複合機やプリンターなどのイメージングデバイスとの接続のために、SOA対応の外部アダプターがあらかじめ用意されているので、顧客の既存システムやデバイスを柔軟に連携させ、有効に活用することができます。 また、ノンプログラミングでプロセス処理を行い、業務アプリケーションを低コスト・短納期で作成することができます。

2.高度なイメージング処理で円滑に流れる業務を実現

これまで、契約書や外部証憑などの紙文書は属人的に管理されがちであり、この点が、業務プロセス全体の標準化や効率化にとって、大きな妨げとなっていました。
しかし、本製品に内部アダプターとして搭載された「OCR処理を伴う紙文書のスキャニング機能」「PDFの結合・分割機能」「帳票の自動生成機能」など、キヤノンならではのイメージング処理を活用することにより、従来はシステム化ができず、手作業に頼っていたドキュメント処理業務を効率的にシステム化し、ビジネスプロセス全体の標準化、可視化を実現します。