ニュースリリース

2013年9月24日
Mopria Alliance広報事務局

モバイル機器からの快適な印刷環境を提供する
業界団体「Mopria Alliance」が発足

ブランドにとらわれない幅広い互換性を実現し、シンプルなモバイル印刷環境を提供

Mopria Alliance

  • 本リリースは、日本国内ではキヤノン株式会社が Mopria Alliance を代表してプレスリリースを配信します。

キヤノン、HP、サムスン電子、ゼロックスの4社は9月24日、メンバー制による非営利団体「Mopria Alliance(モプリア・アライアンス)」を発足しました。本団体はスマートフォンやタブレットなどのモバイル機器とプリンターに印刷アプリケーションの標準規格を構築し、快適な印刷環境を実現することを目指しています。

従来、モバイル機器からワイヤレス印刷をする際には、使用するプリンターにより指定のアプリケーションをダウンロードする必要がありました。このような状況の中、「Mopria Alliance」は、モバイル、ソフトウエアおよびプリンターなどの業界をとりまとめ、全てのモバイル機器から、場所を問わず、どのメーカーのプリンターでも簡単に印刷できるという広い互換性を持つ標準規格を構築することを目的としています。

「Mopria Alliance」の注力分野は以下の通りです。
  • ユーザーが複数のドライバーをダウンロードする必要をなくすことで、メーカー間の隔たりを解消し、優れた操作性を提供する。
  • Mopriaブランドとそのロゴマークの訴求を目指すと同時に、ユーザーにモバイル機器からのワイヤレス印刷の使いやすさについての理解を促進する。
  • モバイル機器からワイヤレスで印刷するための標準規格の開発と導入を推し進める。
  • 印刷アプリケーション開発者に開発にあたってのオープンな環境とツールを提供する。

「Mopria Alliance」は、モバイル印刷のテクノロジーを標準化することで、参加企業が従来までの基本的な印刷機能を確保しながら、モバイル機器とプリンター間におけるイノベーションと新機能の創出に開発リソースを集中できる環境を提供していきます。

本内容に関する詳細につきましてはMopria Allianceホームページ:www.mopria.org をご確認ください。