ニュースリリース

2014年2月27日
キヤノン株式会社

キヤノンが「写真新世紀 大阪展 2014」を開催

キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした写真コンテスト「写真新世紀」の2013年度(第36回公募)の受賞作品展を、2014年4月8日から5月1日まで、大阪市のアートコートギャラリーで開催します。

2013年度(第36回公募)<br />グランプリ受賞作品<br />鈴木育郎<br />「鳶・CONSTREQUIEM」

2013年度(第36回公募)
グランプリ受賞作品
鈴木育郎
「鳶・CONSTREQUIEM」

2013年度の受賞作品・2012年度のグランプリ受賞者の新作を展示

「写真新世紀 大阪展 2014」は、「写真新世紀 東京展 2013」(開催期間:2013年10月26日~11月17日)を再構成した写真展です。「写真新世紀」の2013年度の受賞者のうち、グランプリ受賞者の鈴木育郎氏や優秀賞受賞者4名のほか、近畿または東海在住・出身の佳作受賞者6名※1を含む計11名の作品を展示します。また、2012年度のグランプリ受賞者である原田要介氏の新作個展『見るになる』を同時開催します※2。「写真新世紀 大阪展」の開催は今年で12回目になり、1回目からの総来場者は27,000名を超えています。

  • ※1内田尚昌、内藤由樹、西村尚己、藤井宏樹、前谷開、保田敬介(五十音順・敬称略)
  • ※2グランプリ受賞者には翌年の受賞作品展における個展開催の権利を授与しています。

グランプリ・優秀賞受賞者によるトークショー「アーティスト・トーク」を実施

2014年4月19日(土)15時より、会場内において2013年度グランプリ受賞者、同優秀賞受賞者4名、2012年度グランプリ受賞者の計6名によるアーティスト・トークを実施します。受賞者ごとに作品の制作意図やコンセプト、今後の活動予定などについてプレゼンテーションを行うほか、質疑応答など来場者との交流の場を設けます。

【開催概要】

名 称
「写真新世紀 大阪展 2014」
日 時
2014年4月8日(火)~ 5月1日(木)10:00~19:00(会期中無休)
主 催
キヤノン株式会社
入場料
無料
会 場
アートコートギャラリー
〒530-0042 大阪府大阪市北区天満橋1-8-5 OAPアートコート1F
TEL:06-6354-5444
交 通
JR環状線  桜ノ宮駅下車  徒歩8分
JR東西線  大阪天満宮駅下車  徒歩10分
地下鉄堺筋線  南森町駅下車  徒歩10分
関連
イベント
アーティスト・トーク 2014年4月19日(土)15:00~16:30

ご参考

【「写真新世紀」とは】

「写真新世紀」は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的として、キヤノンが1991年にスタートした文化支援プロジェクトです。2013年度の審査員である大森克己氏、佐内正史氏、ヒロミックス氏など、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出し、新人写真家の登竜門として認知されています。2013年度は総勢1,114名(組)の応募があり、厳正な審査のもと、グランプリ受賞者1名、優秀賞受賞者4名、佳作受賞者19名が選出されました。なお、現在までの応募者総数は21,439名(組)にのぼっています。

【2013年度(第36回公募) 優秀賞受賞作品】 ※五十音順・敬称略

安藤 すみれ<br />「ESCAPE」<br />(椹木 野衣:選)

安藤 すみれ
「ESCAPE」
(椹木 野衣:選)

海老原 祥子<br />「記念写真」<br />(清水 穣:選)

海老原 祥子
「記念写真」
(清水 穣:選)

水野 真<br />「よそからきた」<br />(佐内 正史:選)

水野 真
「よそからきた」
(佐内 正史:選)

藪口 雄也<br />「コンテナの中の瞳」<br />(ヒロミックス:選)

藪口 雄也
「コンテナの中の瞳」
(ヒロミックス:選)

【2012年度(第35回公募)グランプリ受賞者 新作個展】 ※敬称略

原田 要介 
「見るになる」

制作意図:
写真行為のすべては見るへ繋がっていくが、実際に見ているときは見るということは意識していない。視覚が対象の向こう側へ抜けると同時に、身体を通過して頭の後ろでじぶじぶと融解していく。世界は揮発性を帯びる。私が見ているという状態を放棄して、私は見るという行為にのみ込まれる。

以上