キヤノンは、第10回LCA※1日本フォーラム表彰において「LCA日本フォーラム奨励賞」を受賞し、1月23日(木)に表彰式が行われました。
キヤノンの環境ビジョンコンセプト
表彰式の様子
LCA日本フォーラム表彰は、LCA日本フォーラム※2が2004年に創設し、今回で10回目を迎える表彰制度で、製品のライフサイクルから環境負荷削減に取り組む企業、組織、研究者を応援することを目的としています。
今回、キヤノンが受賞した活動は「ライフサイクルアセスメントを活用したCO2を低減する製品開発プロセスへの取組み」です。20年以上にわたるLCAの取り組みの中で、製品開発プロセスにおいて機能別にCO2削減目標を設定し、目標達成に向けCO2削減活動を体制化したことが特に高く評価されています。このCO2削減活動の成果として、2012年には製品1台あたりのライフサイクルCO2排出量を2008年と比べ、約20%削減しています。また、2012年12月には「imageRUNNER ADVANCEシリーズ」のうち9モデルが複合機で初めてカーボンフットプリント※3宣言認定を取得し、ユーザーに対してCO2排出量を可視化したことなども受賞理由として挙げられています。