キヤノンは、写真を通して自分の発見や感動を周りの人々に伝える体験の場を提供する写真プロジェクト「ジュニアフォトグラファーズ 2014」を実施します。これにあたり、写真教室への参加校・団体の募集※1を3月14日から4月17日まで行います。
自然の中で撮影を楽しむ子どもたち(昨年度の撮影会の様子)
また、「ジュニアフォトグラファーズ 2014」の一環として、全国のキヤノングループ会社が各社の近隣にある小学校や地域のイベントなどで写真教室を開催します※3。なお、福島キヤノン株式会社が主催する写真教室では、被災地の一つである福島県の子どもたちに楽しい時間を過ごしてもらいたいとの思いから、東北出身の写真家の伊藤トオル氏を講師に招いて実施します。
「ジュニアフォトグラファーズ」は、自然をテーマとした写真撮影の体験を通じて、子どもたちの環境に対する意識を高めるとともに、豊かな感性を育む写真プロジェクトです。小さな自然が息づく都会や緑が豊かに広がる地域にキヤノングループ会社の社員が赴き、教育機関や地域の方々の協力を得ながら写真教室を開催しています。社会貢献活動として2004年にプロジェクトをスタートしてから10年が経過し、これまでに延べ1万人を超える子どもたちが写真教室に参加しています。
写真教室では、プロの写真家やキヤノングループ会社の社員が講師となり、デジタルカメラ教室、撮影会、作品発表会を実施します。写真撮影のヒントやカメラの操作方法の説明のあと、デジタルカメラを参加者全員に1台ずつ貸し出して、野外の思い思いの場所で“身近な自然”を自由に撮影してもらいます。作品発表会では、子どもたちがお気に入りの写真をプリントし、タイトルをつけて仕上げた自分の作品について発表するほか、講師が各作品の講評を行います。また、撮影された写真は「PHOTOPRESSO(フォトプレッソ)」※にて製本し、参加校・団体へ寄贈する予定です。
「ジュニアフォトグラファーズ 2013」写真教室で子どもたちが撮影した作品の中から、個性あふれる作品を厳選し、全国5カ所のキヤノンギャラリーで開催する「ジュニアフォトグラファーズ写真展 2014」にて一般公開します。これにより、子どもたちの感性の素晴らしさを広く伝え、身近な自然や環境の大切さを見つめ直してもらう機会を提供します。
【子どもたちの作品の一例(ジュニアフォトグラファーズ2013より)】
「下からみた木」
東京都北区 小学6年生の作品
「葉っぱの上でこうしんするしずく達」
福島県福島市 小学5年生の作品