キヤノンは、ネットワークカメラで撮影した映像が持つデータを可視化し、マーケティングやサービスの向上など、さまざまな用途に活用可能な映像解析技術(Video Content Analysis、以下VCA)の開発を進めています。このたび、開発中の多人数追尾技術を搭載したVCAと、マイルストーンシステムズ社の映像管理ソフト「XProtect®」を連携させるプラグインを開発※2しました。これにより、多数のネットワークカメラを設置するシステムを構築し、効果的な映像解析ができるようになります。
多人数追尾技術が提供する4つの検知機能
ネットワークカメラは、防犯目的の利用のみならず、マーケティングやサービスの向上といった目的での導入も期待されています。キヤノンは、ネットワークカメラの映像データを使った高度な安心・安全の実現に加え、マーケティング分野への活用に向けてVCAの開発に取り組んでいます。VCAの多人数追尾技術により、以下4つの検知機能の提供を目指しています。
キヤノンは、多人数追尾技術を搭載したVCAの開発をさらに推進し、さまざまな映像管理ソフトと連携させ、2016年中に実用化することを目指しています。