キヤノン株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役会長兼社長CEO:御手洗冨士夫、以下「キヤノン」)と、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中達也、以下「富士通」)は、ネットワークカメラを活用した新たな映像ソリューションの共同開発を行います。キヤノンが持つ映像の高画質化技術や解析技術と、富士通が持つサービス基盤を組み合わせることで、ネットワークカメラを使用したさまざまなソリューションの提供を目指します。
キヤノンと富士通の相乗効果によるソリューションの提供
キヤノンは、ネットワークカメラの映像を高画質化する技術に加え、年齢や性別、人の動線などを分析する映像解析技術の開発を進めています。これらの技術と、富士通の情報利活用ビジネスプラットフォーム「FUJITSU Retail Solution CHANNEL Value(チャネルバリュー)」および位置情報サービス 「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL(スペーシオウル)」を連携させ、同社が提供する「FUJITSU Cloud Service」上で、以下の映像ソリューションを2016年中に実用化することを目指します。
ネットワークカメラで撮影した店舗内の映像を解析することで得られる、来店者の性別や年齢層、動線、店内の混雑や滞留状況などの情報を「CHANNEL Value」で分析し、最適な売場の配置や、来店者層に合わせた販売促進活動などを提案し、より魅力的な店舗づくりを支援します。
観光地に設置されたネットワークカメラと「SPATIOWL」を組み合わせることで、観光客の人数や動線、混雑度などの状況を把握し、自治体や観光施設を活性化するソリューションを提供します。また、観光地の高画質なライブ映像や静止画像を提供するなど、観光客にも魅力あるサービスを提案します。
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