キヤノンのグループ会社であるキヤノンヨーロッパ(Canon Europe Ltd. 住所:英国 ロンドン 社長兼CEO:Rokus van Iperen)は、世界経済フォーラムのYoung Global Leadersがアクセンチュアの協力のもと実施するThe Circulars 2016※において、グループで取り組んでいる「トナーカートリッジリサイクルプログラム」が評価され、日系企業で初めて最優秀賞を受賞(People's Choice Award部門)しました。
The Circulars 2016
「People's Choice Award」最優秀賞のロゴ
授賞式の様子
キヤノンでは、循環型社会の実現に向け、業界に先駆けて1990年に「トナーカートリッジリサイクルプログラム」を開始しました。これは、回収した使用済みトナーカートリッジの部品や外装プラスチックをリユース・リサイクルする活動で、現在は世界24カ国で回収プログラムを展開し、キヤノンエコロジーインダストリー(茨城県坂東市)をはじめ、キヤノン大連(中国)、キヤノンバージニア(米国)、キヤノンブルターニュ(フランス)の4拠点でリサイクルを実施しています。2014年までに回収した使用済みトナーカートリッジの質量は、累計約34万トンに上り、約50万トンのCO2の排出削減につながっています。
このたび、25年間にわたる「トナーカートリッジリサイクルプログラム」が評価され、The Circulars 2016の一般の方々の投票によって選ばれるPeople's Choice Award部門において、キヤノングループを代表してキヤノンヨーロッパが最優秀賞を受賞しました。なお、The Circularsにおいて日系企業として最優秀賞を受賞するのは、キヤノンが初めてです。
キヤノンは今後も、キヤノングループの環境ビジョンである「Action for Green」の実現に向けて、技術革新と経営効率の向上により、豊かな生活と地球環境が両立する社会の実現を目指し、「つくる」「つかう」「いかす」という製品ライフサイクル全体で環境負荷の削減に取り組んでいきます。