キヤノン株式会社(以下「キヤノン」)とAxis Communications AB(以下「アクシス社」)は、世界各国・地域の主な市場において、両社のネットワークカメラ製品・ソリューションの販売体制を変更いたします。
欧州・中東・アフリカ市場では9月1日より、北米市場では10月1日より、キヤノンのネットワークカメラ製品・ソリューションの販売は、アクシス社が持つ強固なマーケティング力を活用し、全てアクシス社を通して行います。また、これらの地域では、キヤノンの地域本社であるキヤノンヨーロッパ(Canon Europe Ltd.)およびキヤノンUSA(Canon U.S.A., Inc.)が、アクシス社に対してキヤノンのネットワークカメラ製品・ソリューションを提供していきます。
国内市場においては、キヤノンマーケティングジャパン株式会社が、従来通りキヤノンのネットワークカメラ製品を販売しますが、これに加え同社が持つ強固な販売網や顧客資産を活用し、アクシス社と協力しながら、アクシス製品の国内市場での販売拡大を目指します。
なお、その他のアジア・太平洋地域におけるキヤノンのネットワークカメラ製品・サービスの販売経路に関しては、引き続き検討していきます。
キヤノンが2015年4月にネットワークカメラ業界のリーダーであるアクシス社をグループに迎えて以来、両社はそれぞれが持つ革新的な製品・ソリューションを最大限に活用するため、さまざまな施策を検討してきました。今回の新しい販売体制は、世界各主要国・地域において両社がこれまでに築き上げてきた資産を有効活用することで、統合による相乗効果を最大化するものです。
今回の販売体制の変更により、主に欧米地域においては、アクシス社が確立してきたマーケティング・販売・技術力を、キヤノンの従来のお客さま/チャネルパートナーがより有効的に活用することができるようになります。一方、日本においては、キヤノンマーケティングジャパン株式会社が、アクシス社の製品・ソリューションの販売を本格的に開始することにより、これまで以上に幅広い製品・ソリューションおよびサービスの提供が可能になります。