キヤノンUSAが推進しているCSR活動のうち、米国の非営利団体で行方不明児童の捜索支援などを行うNational Center for Missing & Exploited Children®※1(以下NCMEC)と、イエローストーン国立公園の保全・保護を推進する非営利団体のYellowstone Forever※2とのパートナー契約が今年で20周年を迎えます。
National Center for Missing &
Exploited Childrenロゴ
Yellowstone Foreverロゴ
1997年以降、キヤノンUSAは、行方不明児童の捜索および被搾取児童の安全性向上の警鐘をならすNCMECの活動に共感し、「Canon4Kidsプログラム(usa.canon.com/Canon4Kids)」を通じて同団体の活動を継続的に支援してきました。具体的には、多くの市民の目につくように全国各地の様々な施設に行方不明児童の写真を掲示してきたほか、多くの家庭に対し、成長する子どもたちの最新の写真を撮影・記録しておくことの重要性を訴求し続けてきました。さらに、キヤノンUSAは、警察などの法執行機関が行方不明児童に関する情報や写真を迅速に共有・展開することを支援するため、今日までに、デジタルカメラをはじめとする映像機器や技術・装備を米国およびプエルトリコ全域の警察などの法執行機関に2,200台以上提供してきました。
また、キヤノンUSAはNCMECの募金活動も支援してきました。キヤノンUSAが協賛し今年初めにラスベガスで開催された「20th Anniversary Celebration NCMEC Celebrity Golf Tournament」と「Canon Customer Appreciation Reception」の2つの活動は、合計357,600米ドル(約3,958万円※)の寄付金を集めました。
キヤノンUSAによるYellowstone Foreverへの寄付金は、イエローストーン国立公園の野生生物と生態系に影響を与える環境要因を究明するための教育や研究活動の支援に役立てられてきました。キヤノンUSAは「Eyes on Yellowstone」活動を通じてYellowstone Foreverによる研究と教育の基盤を提供し、これが、園内の従業員や関係者による気候変動に対する緩和・適応の問題への取り組みと公衆とのコミュニケーションの基盤となっています。キヤノンUSAによるYellowstone Foreverへの協賛は、環境保護に関する重要な科学的研究と、絶滅危惧種の保護およびYellowstone国立公園の野生動物とその生態系の維持に欠かせない最先端の科学技術を支えています。
キヤノンUSAは過去20年間にわたり、累計700万米ドル(約7億7,469万円※)を超える寄付を通じてイエローストーン国立公園の革新的な教育・研究プロジェクトを支援してきました。キヤノンUSAによるYellowstone Foreverへの累計協賛金額は園内の野生動物保護に対する企業の寄付金としては最大です。
園内に設置されたキヤノンのストリーミングウェブカメラが、園内にある世界最大級の間欠泉「Old Faithful Geyser」のライブ映像による観察を可能にしたほか、レンジャーによるオンライン監視活動やウェブで公開している教育映像ならびにポッドキャスト配信を実現しています。「The Yellowstone Wolfプロジェクト」では、キヤノンのデジタルカメラを搭載した視察用飛行機からの映像データ収集により、情報収集の質・量を高めるとともにイエローストーン国立公園の公式ホームページの動画コンテンツを充実させ、科学と教育を結びつけ、園内の保全・環境保護を促進してきました。