ニュースリリース

2017年10月17日
キヤノン株式会社

EOSシリーズは9,000万台・EFレンズは1億3,000万本の累計生産数を達成

キヤノンのレンズ交換式カメラEOSシリーズの銀塩(フィルム)とデジタルの双方を合わせた累計生産数が、2017年9月20日に9,000万台を達成しました。また、EOSシリーズ用の交換レンズであるEFレンズは、10月12日に累計生産数1億3,000万本※1を達成しました。

  • ※1映像制作用の「EFシネマレンズ」を含む。
EFレンズ

EFレンズ

記念ロゴマーク

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EOSシリーズは9,000万台・EFレンズは1億3,000万本の累計生産数を達成

EOSシリーズは、世界初の完全電子マウント方式を採用した銀塩方式のAF一眼レフカメラとして、交換レンズのEFレンズとともに1987年3月に誕生しました。その後、プロから初心者まで幅広いユーザー向けに製品ラインアップを広げ、さらに2000年代前半からはデジタル一眼レフカメラの普及にともない生産数を伸ばし、2003年から2016年までの14年連続でレンズ交換式デジタルカメラの世界シェアNo.1※2を堅守し続けています。そして、誕生30周年の節目となる今年、新たな累計生産数のマイルストーンを達成しました。なお、9,000万台目に生産したカメラは「EOS 5D Mark IV」、1億3,000万本目に生産したレンズは「EF16-35mm F2.8L III USM」でした。

  • ※2台数シェアにおいて。(キヤノン調べ)

先進のイメージング技術と充実したラインアップ

EOSシリーズは誕生以来、一貫して「快速・快適」をコンセプトに技術革新を続けています。さらにデジタルの時代に入ってからは「高画質」を加え、キーデバイスであるCMOSセンサー、映像エンジン、交換レンズをすべて独自開発しています。特にキヤノンの強みであるEFレンズは、「USM(Ultrasonic Motor=超音波モーター)」や「IS(Image Stabilizer=手ブレ補正機構)」、「DO(Diffractive Optics=積層型回析光学素子)」など、世界初※3となるさまざまな技術を搭載し、業界をリードし続けています。

  • ※3一眼レフカメラ用交換レンズとして。(キヤノン調べ)

キヤノンは、今後も光学技術を中心に映像技術に磨きをかけ、静止画・動画・ネットワークの融合をはかることにより、EOSシリーズ・EFレンズをさらに強化・拡充していきます。また魅力的で信頼性の高いものづくりに挑戦し続けることで、写真・映像文化の発展に貢献していきます。

EOSシリーズについて

EOSシリーズは、世界初の電子マウント方式を採用し、レンズとボディー間はもとよりシステム全体の完全電子制御化を実現した新世代のAF一眼レフカメラとして、1987年3月に初号機「EOS 650」が誕生しました。
銀塩カメラ全盛期の1989年にはプロ向けの最高級機「EOS-1」、1993年には小型・軽量を実現してユーザー層の裾野を広げた「EOS Kiss」などを発売し、お客様の幅広いニーズに応えてきました。デジタルカメラ黎明期の2003年にはデジタル一眼レフカメラとして画期的な小型・軽量と低価格を実現したエントリーモデル「EOS Kiss Digital」を発売し、市場拡大のきっかけをつくり、同年に圧倒的世界シェアNo.1を獲得しました。その後もプロ向けの「EOS-1D」シリーズや、一眼レフカメラによる動画撮影を普及させた「EOS 5D」シリーズなど、エポックメイキングな製品を提案し続け、2003年から2016年までの14年連続でレンズ交換式デジタルカメラの世界シェアNo.1を堅守し続けています。

EOS 650<br>(1987年3月発売)

EOS 650
(1987年3月発売)

EOS-1<br>(1989年9月発売)

EOS-1
(1989年9月発売)

EOS Kiss Digital<br>(2003年9月発売)

EOS Kiss Digital
(2003年9月発売)

EOS 5D Mark IV<br>(2016年11月発売)

EOS 5D Mark IV
(2016年11月発売)

EFレンズについて

1987年3月にEOSとともに誕生したEFレンズは、1995年に「IS」を搭載した「EF75-300mm F4-5.6 IS USM」、2001年に「DOレンズ」を搭載した「EF400mm F4 DO IS USM」、2008年に「SWC※4」を施した「EF24mm F1.4L II USM」など、世界初となるさまざまな技術を採用したEFレンズを発売してきました。そして2015年には、世界初※5となる焦点距離11mmを実現した超広角ズームレンズ「EF11-24mm F4L USM」を発売しました。
現在では、焦点距離8mmの超広角から800mmの超望遠までをカバーするEFレンズに加え、映像制作用の「EFシネマレンズ」を含め、合計93種類※6の豊富なレンズのラインアップを形成しています。各種ズームレンズ、手ブレ補正機構搭載レンズ、大口径レンズ、マクロレンズ、さらにはアオリ機能を搭載したTS-Eレンズなど豊富な機種を揃えることで、お客様の多様なニーズに応えています。

  • ※4Subwavelength Structure Coating。高い反射防止効果を生む特殊コーティング。
  • ※5レンズ交換式カメラ(一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ)用交換レンズとして、魚眼レンズを除く。(キヤノン調べ)
  • ※6エクステンダー2種類と、海外モデル2種類、EFシネマレンズ14種類を含みます。2017年10月17日現在。
EF75-300mm F4-5.6 IS USM<br>(1995年3月発売)

EF75-300mm F4-5.6 IS USM
(1995年3月発売)

EF400mm F4 DO IS USM<br>(2001年12月発売)

EF400mm F4 DO IS USM
(2001年12月発売)

EF24mm F1.4L II USM<br>(2008年12月発売)

EF24mm F1.4L II USM
(2008年12月発売)

EF11-24mm F4L USM<br>(2015年2月発売)

EF11-24mm F4L USM
(2015年2月発売)