ニュースリリース

2018年1月10日
キヤノン株式会社

米国特許取得件数、32年連続5位以内を獲得
13年連続日本企業で第1位

米国の特許専門調査会社IFI CLAIMSパテントサービスによると、2017年に米国特許商標庁(USPTO)に登録された特許数(速報値)は、キヤノンが3位となり、32年連続で5位以内を獲得しました。これは、世界の企業で唯一、キヤノンが達成した記録です。また、日本企業においては、昨年に引き続き1位を獲得しました。

キヤノンでは、日本国内はもとより海外での特許取得を重視しており、地域ごとの事業戦略や技術・製品動向を踏まえた上で特許の権利化を推進しています。特に米国は、世界最先端の技術をもつ企業が多く市場規模も大きいことから、米国での特許出願については、事業拡大、技術提携の双方の視点から注力しています。

【米国特許取得件数における世界企業・日本企業中のキヤノンのランキングおよび特許取得件数】

世界企業ランキング 日本企業ランキング 取得件数(件)
2017年 3位 1位 3,285
2016年 3位 1位 3,665
2015年 3位 1位 4,127
2014年 3位 1位 4,048
2013年 3位 1位 3,820
2012年 3位 1位 3,173
2011年 3位 1位 2,818
2010年 4位 1位 2,551
2009年 4位 1位 2,200
2008年 3位 1位 2,107
2007年 3位 1位 1,983
2006年 3位 1位 2,366
2005年 2位 1位 1,829
  • 2016、2017年の特許取得件数はIFI CLAIMSパテントサービスの発表に基づく。2005年~2015年の件数は米国特許商標庁(United States Patent and Trademark Office, USPTO)の公開情報に基づく。

キヤノンは、「技術優先」という企業DNAを大切にしています。研究開発成果については、キヤノングループの経営に関する方向性や技術動向を見極めた上で、積極的に特許の権利化を推進し、また、先行技術調査の徹底により特許出願の質を高めています。今後も技術部門と知的財産部門の緊密な連携によりキヤノンの技術力を向上させ、より良い製品を提供していきます。