キヤノン株式会社は、成長事業であるメディカル事業のさらなる強化に向けて、グローバルで再編を進めています。このたび、キヤノンUSA Inc.における眼科機器事業を、2020年1月1日付でキヤノンメディカルシステムズUSA Inc.に移管することを合意しました。
今回の米国における事業再編により、キヤノンメディカルシステムズUSA Inc.は計測機器、眼底カメラ、光干渉断層計(OCT)などの眼科診断ソリューションの提供が可能となります。医用画像診断システム事業のシナジーを活用し、眼科における慢性疾患の増加に関連するさまざまな課題に対応してまいります。これらの慢性疾患には、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症、緑内障、遺伝性網膜疾患やその他の網膜症状など、視力の低下や失明につながる疾患が含まれます。
キヤノン株式会社専務執行役員ならびにキヤノンメディカルシステムズ株式会社 代表取締役社長 瀧口登志夫は、「この再編はキヤノンメディカルシステムズUSA Inc.による統合された質の高い販売・サービス、アプリケーションサポートをお客さまへ提供する布石であり、我々は常に業界をリードし、診断・治療の向上に役立つ製品・技術によりお客さまをサポートしていきます。」と述べています。