米国の特許専門調査会社IFI CLAIMSパテントサービスによると、2021年に米国特許商標庁(USPTO)に登録された特許数(速報値)は、キヤノンが3位となり、36年連続で世界5位以内を維持しました。これは、世界の企業で唯一、キヤノンが達成した記録です。また、日本企業においては、17年連続1位となりました。
キヤノンでは、日本国内はもとより海外での特許取得も重視しており、地域ごとの事業戦略や技術・製品動向を踏まえた上で特許の権利化を推進しています。特に米国は、世界最先端の技術をもつ企業が多く市場規模も大きいことから、米国での特許出願については、事業拡大、技術提携の双方の視点から注力しています。
年 | 世界企業ランキング | 日本企業ランキング | 取得件数(件) |
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2021年 | 3位 | 1位 | 3,022 |
2020年 | 3位 | 1位 | 3,225 |
2019年 | 3位 | 1位 | 3,548 |
2018年 | 3位 | 1位 | 3,051 |
2017年 | 3位 | 1位 | 3,284 |
2016年 | 3位 | 1位 | 3,662 |
2015年 | 3位 | 1位 | 4,127 |
2014年 | 3位 | 1位 | 4,048 |
2013年 | 3位 | 1位 | 3,820 |
2012年 | 3位 | 1位 | 3,173 |
2011年 | 3位 | 1位 | 2,818 |
2010年 | 4位 | 1位 | 2,551 |
2009年 | 4位 | 1位 | 2,200 |
2008年 | 3位 | 1位 | 2,107 |
2007年 | 3位 | 1位 | 1,983 |
2006年 | 3位 | 1位 | 2,368 |
2005年 | 2位 | 1位 | 1,829 |
キヤノンは現在、商業印刷、ネットワークカメラ、医療機器、産業機器の4つの新規事業を飛躍させようとしています。また、次世代イメージング、次世代ヘルスケア、スマートモビリティなど将来のビジネス創出にも力を入れています。これらの新しい事業が持続的に発展・成長するために、事業を支えるコアコンピタンス技術の特許出願・権利化はもちろんのこと、時代を見据えてさまざまな分野の技術についても特許出願・権利化を行い、強い特許ポートフォリオを維持するための活動を行っています。今後も知的財産活動によって事業を支え、付加価値の高い製品・サービスを提供し、より良い未来社会の創生に貢献していきます。