特定非営利活動法人 国連UNHCR協会※とキヤノンは、キヤノンオープンギャラリー2(品川)にて、「UNHCR 難民アスリート写真展」を6月11日(土)~7月12日(火)まで開催します。
「UNHCR 難民アスリート写真展」バナー
シリア出身の難民アスリート
イブラヒム・アル・フセイン選手
2021年に開催された「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」において、二度目のオリンピック出場を果たした難民選手団の活躍は大きな注目を集めました。紛争や迫害により故郷を追われながらも、さまざまな困難を生き抜き、オリンピックという世界の舞台で闘う姿や、夢を追い続ける彼らが体現する力強いメッセージは、同じような境遇の方々をはじめ世界の人々に大きな希望を与えました。今回、難民について広く知ってもらうきっかけを作り、支援事業のさらなる拡大を図ることを目的に、同大会に出場した10名の難民アスリートの活躍やヒューマンストーリーをおさめた写真パネルを展示する「UNHCR 難民アスリート写真展」を開催します。
写真パネルの制作は、国連UNHCR協会監修のもと、難民支援を志す学生組織「Youth UNHCR」のメンバーが中心となって企画し、掲載する写真の選択、文章の作成・編集などを行いました。キヤノンはデザインを担当し、完成したパネルデザインをキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」で出力しました。
日 時 | 2022年6月11日(土)~7月12日(火)10:00~17:30 *日・祝日は休館 |
会 場 | キヤノンオープンギャラリー2 東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー2階 JR品川駅(2階)港南口方面より徒歩約8分、京浜急行品川駅より徒歩約10分 |
主 催 | 国連UNHCR協会、キヤノン |
入場料 | 無料 |
詳 細 | https://canon.jp/personal/experience/gallery/archive/unhcr-athletes |
国連UNHCR協会は、今後も日本各地で「UNHCR 難民アスリート写真展」を開催する予定です。また、写真展の開催に協力いただける、自治体施設、各種教育機関、商業施設なども募集しています。詳細は下記までお問い合わせください。
特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
東京都港区南青山6-10-11 ウェスレーセンター3階
電話:0120-540-732(平日10:00~19:00、通話無料)または03-4366-7373
Eメール:info@japanforunhcr.org
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は1950年に設立された国連の難民支援機関です。紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、難民問題の解決に対して働きかけています。1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞。スイス・ジュネーブに本部を置き、世界約135か国で援助活動を行っています。この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う日本での公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。
キヤノンは、UNHCRおよび国連UNHCR協会の取り組みに賛同し、2007年より、さまざまな支援を行っています。「UNHCR 難民アスリート写真展」、映像や音楽を通じて難民の生き抜くチカラを発信する「UNHCR WILL2LIVE ムーブメント」への協賛、広報物のデザインや制作などのほか、2022年3月にはウクライナ情勢に関連する救援活動への支援として寄付を行いました。
なお、2017年から2021年にかけて日本各地で開催された前回の「UNHCR 難民アスリート写真展」には、約14,000名が来場しました。キヤノンが制作に協力した写真パネルは、写真展での展示以外にも、日本各地で行われている国連UNHCR協会の広報・募金活動の会場に設置されるなど、幅広く活用されています。