ニュースリリース

2022年8月29日
キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

新人写真家の登竜門「写真新世紀」の30周年記念展を2会場で開催
歴代受賞者の中から一般投票で選ばれた受賞作品とグランプリ受賞作品を展示

キヤノンは、1991年の発足から30年にわたり推進してきた、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」のこれまでの歩みを振り返る「写真新世紀30年の軌跡展-写真ができること、写真でできたこと」を開催します。東京都写真美術館(恵比寿)にて2022年10月16日(日)から11月13日(日)まで、キヤノンギャラリー S(品川)にて10月13日(木)から11月22日(火)まで開催し、2会場で異なる展示を行います。

写真新世紀30年の軌跡展キービジュアル

「写真新世紀30年の軌跡展」キービジュアル

1992年に開催した第1回の受賞作品展の様子

1992年に開催した第1回の受賞作品展の様子

1. 一般投票で選ばれた10名の受賞作品展と2021年グランプリ受賞者の新作個展(東京都写真美術館)

東京都写真美術館では、歴代受賞者の中から一般投票で選ばれた10名の受賞作品展と、最後の公募となった2021年グランプリ受賞者 賀来 庭辰氏の新作個展『夜』を同時開催します。なお、「写真新世紀」のホームページ上で実施した一般投票※1によって選ばれた10名は下記の通りです。(五十音順/敬称略)

青山 裕企(2007年優秀賞)、新垣 尚香(2005年優秀賞)、大森 克己(1994年優秀賞)、奥山 由之(2011年優秀賞)、澤田 知子(2000年特別賞)、高島 空太(2016年優秀賞)、中村 ハルコ(2000年グランプリ)、蜷川 実花(1996年優秀賞)、長谷波 ロビン(2012年優秀賞)、浜中 悠樹(2012年優秀賞)

また、関連イベントとして、10月16日(日)に上記の受賞作品展の出展者および2021年グランプリ受賞者によるアーティスト・トークを行います。加えて、11月5日(土)には歴代受賞者によるトークショー、翌6日(日)には歴代審査員によるトークショーや写真レクチャー、11月13日(日)には歴代受賞者による受賞作品および新作に関するスライド&トークショーを開催します。

2. 歴代のグランプリ/準グランプリ受賞者の受賞作品展(キヤノンギャラリー S)

キヤノンギャラリー Sでは、1992年から2021年までの歴代のグランプリ/準グランプリ受賞者のうち、31組の受賞作品展を開催します。また、関連イベントとして、10月29日(土)に歴代のグランプリ/準グランプリ受賞者によるアーティスト・トークを開催します。受賞年度の異なる歴代受賞者が、受賞時のエピソードやその後の活動などについて語ります。

  • ※12021年10月16日から2022年5月25日にかけて実施。
  • アーティスト・トーク、トークショー、写真レクチャー、スライド&トークショーなどの関連イベントの観覧は、「写真新世紀」ホームページから事前予約が必要です。
  • 新型コロナウイルス感染症などの影響により、「写真新世紀30年の軌跡展-写真ができること、写真でできたこと」および関連イベントの中止、または日時の変更や定員の調整などを行う可能性があります。最新情報については「写真新世紀」ホームページをご確認ください。

「写真新世紀30年の軌跡展-写真ができること、写真でできたこと」開催概要

1. 東京都写真美術館会場

歴代受賞者の中から一般投票で選ばれた10名の受賞作品展および2021年グランプリ受賞者の新作個展

日時 10月16日(日)~11月13日(日)10:00~18:00(木・金曜日は20:00まで)
*毎週月曜日は休館日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館)
会場 東京都写真美術館 地下1階展示室
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 TEL 03-3280-0099
JR「恵比寿駅」より徒歩約7分
東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」より徒歩約10分
内容 歴代受賞者の中から一般投票で選ばれた10名の受賞作品展
2021年(第44回公募)グランプリ受賞者 賀来 庭辰氏の新作個展
主催 キヤノン株式会社
共催 東京都写真美術館
観覧方法 事前予約不要
入場料 無料

受賞作品展 出展者(歴代受賞者の中から一般投票で選ばれた10名)*五十音順(氏名)/敬称略

青山 裕企(2007年優秀賞) 新垣 尚香(2005年優秀賞)
大森 克己(1994年優秀賞) 奥山 由之(2011年優秀賞)
澤田 知子(2000年特別賞) 高島 空太(2016年優秀賞)
中村 ハルコ(2000年グランプリ) 蜷川 実花(1996年優秀賞)
長谷波 ロビン(2012年優秀賞) 浜中 悠樹(2012年優秀賞)

2021年(第44回公募)グランプリ受賞者 新作個展

作者 賀来 庭辰
タイトル 『夜』
制作意図 春が終わり、夏が来るあいだの夜の記録。
友人に子どもが生まれると聞いた私は、その子が生まれるまでの夜を撮影した。
私が住む東京から、その子が生まれる土地へ移動しながら。
どこにでもある風景が、生まれてくる子どもに出会うまでの道のりとなる。
賀来 庭辰氏の新作 夜

賀来 庭辰氏の新作 『夜』

一般投票で選ばれた受賞作品展の出展者および2021年グランプリ受賞者によるアーティスト・トーク

日時 10月16日(日)15:00~17:30
会場 東京都写真美術館 1階ホール
内容 一般投票で選ばれた受賞作品展の出展者および2021年グランプリ受賞者による受賞作品についてのトークショー
定員 先着90名
観覧方法 事前予約制。申込方法は9月26日(月)「写真新世紀」ホームページに掲載予定
入場料 無料

歴代受賞者によるトークショー

日時 11月5日(土)15:00~16:30
会場 東京都写真美術館 1階ホール
内容 大森 克己氏(1994年優秀賞)、佐内 正史氏(1995年優秀賞)、奥山 由之氏(2011年優秀賞)によるトークショー
定員 先着90名
観覧方法 事前予約制。申込方法は9月26日(月)「写真新世紀」ホームページに掲載予定
入場料 無料

歴代審査員によるトークショー/写真レクチャー

日時 11月6日(日)14:00~15:30、16:00~17:30
会場 東京都写真美術館 1階ホール
内容

「写真・美術の現在と未来ー写真新世紀を振り返って」

14:00~15:30
1991年の第1回公募から2009年の第32回公募まで審査員を務めた、飯沢 耕太郎氏(写真評論家)と南條 史生氏(美術評論家)のトークショー

16:00~17:30
1996年の第13回公募のグランプリ受賞者であり、2008年の第31回公募、2015年の第38回公募で審査員を務めた、野口 里佳氏(写真家)による写真レクチャー。これまでの自身の作品や歩みについて語ります。

*ご参考
同美術館2階展示室で開催される野口氏の個展「野口里佳 不思議な力」(主催:東京都、東京都写真美術館)に、グランプリ受賞作品「潜ル人」も展示予定です。
定員 各回先着90名
観覧方法 事前予約制。申込方法は9月26日(月)「写真新世紀」ホームページに掲載予定
入場料 無料

歴代受賞者によるスライド&トークショー

日時 11月13日(日)15:00~17:30
会場 東京都写真美術館 1階ホール
内容 「もう一度聴いてみたい、あなたのプレゼンテーション」
歴代受賞者10名(調整中)による受賞作品および新作に関するスライド&トークショー
定員 先着90名
観覧方法 事前予約制。申込方法は9月26日(月)「写真新世紀」ホームページに掲載予定
入場料 無料

2. キヤノンギャラリー S 会場

歴代のグランプリ/準グランプリ受賞者の受賞作品展

日時 10月13日(木)~11月22日(火)10:00~17:30
*毎週日曜日・祝日は休館日
会場 キヤノンギャラリー S
東京都港区港南 2-16-6 キヤノン S タワー1階 TEL 03-6719-9021
JR「品川駅」港南口より徒歩約8分
京浜急行「品川駅」より徒歩約10分
内容 1992年から2021年までの歴代のグランプリ/準グランプリのうち、31組の受賞作品展
主催 キヤノン株式会社
共催 キヤノンマーケティングジャパン株式会社
観覧方法 事前予約不要
入場料 無料
URL https://canon.jp/personal/experience/gallery/archive/newcosmos-30th

受賞作品展 出展者(歴代のグランプリ/準グランプリのうち31組)*受賞年度順/敬称略

1992年木下 伊織2007年黒澤 めぐみ
1993年市川 綾子詫間 のり子
2008年秦 雅則
1994年熊谷 聖司2009年クロダ ミサト
1995年ヒロミックス2010年佐藤 華連
1996年野口 里佳2011年赤鹿 麻耶
2012年原田 要介
1997年矢島 慎―2013年鈴木 育郎
1998年柏 亜矢子2014年須藤 絢乃
1999年安村 崇
2000年中村 ハルコ2015年迫 鉄平
2002年吉岡 佐和子2016年金 サジ
2003年内原 恭彦2017年トロン・アンステン & ベンヤミン・プライトコプフ
2004年椎名(川村)素代
滝口 浩史2018年ソン・ニアン・アン
2005年小澤 亜希子2019年中村 智道
2006年高木 こずえ2020年樋口 誠也
2021年賀来 庭辰
  • *2001年はグランプリ/準グランプリともに該当者なし。

歴代のグランプリ/準グランプリ受賞者によるアーティスト・トーク

日時 10月29日(土)13:30~(調整中)
会場 キヤノン S タワー 3 階 キヤノンホール S
内容 「写真ができること、写真でできたこと」
受賞作品展に出展する歴代のグランプリ/準グランプリ受賞者(調整中)によるトークショー
定員 先着100名
観覧方法 事前予約制。申込方法は9月26日(月)「写真新世紀」ホームページに掲載予定
入場料 無料

「写真新世紀」とは

「写真新世紀」は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的としたキヤノンの文化支援プロジェクトです。1991年のスタートから公募を終了した2021年までの30年間、公募形式によるコンテストを実施し、受賞作品展の開催や受賞作品集の制作、ホームページでの情報発信など、受賞者の育成・支援活動を総合的に行うことで、次世代の写真表現を切り開く新しい才能を発掘し、写真界に新風を吹き込む活動を展開してきました。これまでに実施した44回の公募の応募者総数は35,550名(組)に上り、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出しました。

東京都写真美術館 受賞作品展 出展者氏名・展示作品

  • 五十音順(氏名)/敬称略
青山 裕企(2007年優秀賞)

青山 裕企(2007年優秀賞)

新垣 尚香(2005年優秀賞)

新垣 尚香(2005年優秀賞)

大森 克己(1994年優秀賞)

大森 克己(1994年優秀賞)

奥山 由之(2011年優秀賞)

奥山 由之(2011年優秀賞)

澤田 知子(2000年特別賞)

澤田 知子(2000年特別賞)

高島 空太(2016年優秀賞)

高島 空太(2016年優秀賞)

中村 ハルコ(2000年グランプリ)

中村 ハルコ(2000年グランプリ)

蜷川 実花(1996年優秀賞)

蜷川 実花(1996年優秀賞)

長谷波 ロビン(2012年優秀賞)

長谷波 ロビン(2012年優秀賞)

浜中 悠樹(2012年優秀賞)

浜中 悠樹(2012年優秀賞)

キヤノンギャラリー S 受賞作品展 出展者氏名・展示作品(一部)

  • 五十音順(氏名)/敬称略
赤鹿 麻耶(2011年グランプリ)

赤鹿 麻耶(2011年グランプリ)

須藤 絢乃(2014年グランプリ)

須藤 絢乃(2014年グランプリ)

高木 こずえ(2006年グランプリ)

高木 こずえ(2006年グランプリ)

野口 里佳(1996年グランプリ)

野口 里佳(1996年グランプリ)

ヒロミックス(1995年グランプリ)

ヒロミックス(1995年グランプリ)

安村 崇(1999年グランプリ)

安村 崇(1999年グランプリ)

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