気候変動の取り組み
物流におけるCO2削減

キヤノンでは、調達から販売までの物流におけるCO2排出量の削減に取り組んでいます。輸送の環境負荷を低減するために、国際間においては航空輸送から海上輸送、内陸ではトラック輸送から鉄道輸送や内航船(フェリーなど)へ切り替えるモーダルシフトを推進しています。

また、トラックやコンテナの回送を削減するために、輸入海上コンテナを輸出に転用するコンテナラウンドユースや、他社との共同輸送により、積載効率を向上させ、総輸送距離を削減する施策を推進しています。

コロナ後の国際物流の安定化により、航空輸送から海上輸送への切り替えがさらに進んだことで、国際輸送にかかるCO2排出量を21%削減することができました。

その他に、輸送梱包では、梱包の小型化による輸送時の積載効率向上や環境に配慮した材料の使用、梱包材の再利用を進めています。また、倉庫においては太陽光パネルを設置するなど、再生可能エネルギーの利用を通じた環境負荷低減にも取り組んでいます。

コンテナラウンドユースの概要
コンテナラウンドユースの概要