水資源保全の取り組み
拠点における持続可能な水資源の利用

海の生態系に配慮した「排水クローズドシステム」

キヤノンでは、水資源の循環利用も推進しています。例えば、大分キヤノンマテリアル杵築事業所は、大分近海の貴重な天然資源や生息物を有する別府湾に面しているため、その生態系への影響を考慮し、雨水以外の排水を一切放流しない「排水クローズドシステム」を導入しています。
「排水クローズドシステム」による水使用量の削減や敷地外への排水放流ゼロ、水の大切さをテーマにした工場見学・環境出前授業の実施など、水循環に関わる様々な取り組みが高く評価され、大分キヤノンマテリアルは2022年 第24回 日本水大賞「経済産業大臣賞」を受賞しました。

海の生態系に配慮した「排水クローズドシステム」

事業拠点における取り組み

キヤノンエコロジーインダストリーでは空調などインフラで使用した設備系排水を処理し、トナー・インクカートリッジの再生材料として生産する工程で再利用しています。
台湾キヤノンでも洗浄機の排水を回収後、研磨職場で再利用をしています。