水資源保全の取り組み
拠点における持続可能な水資源の利用

拠点における水の循環利用

キヤノンでは、水資源の循環利用も推進しています。リサイクル可否の判断を計測器での測定にもとづいて判断し、効率的な水の活用を推進しています。各拠点においては、特徴に応じた個別の取り組みが進められています。たとえば、大分キヤノン杵築事業所では、近海の貴重な天然資源や生き物が豊かな別府湾に面しているため、生態系への影響を考慮して雨水以外の排水を放流しない「排水完全クローズドシステム」を導入しています。キヤノンエコロジーインダストリーでは空調・冷却塔などインフラで使用した設備系排水を処理し、トナー・インクカートリッジの再生材料として生産する工程で再利用しています。台湾キヤノンでも洗浄機の排水を回収後、研磨職場で再利用をしています。販売拠点においても使用する水の適正量を維持するために、主要な事業所の水使用量の把握、適正管理を行っています。キヤノンマーケティングジャパン本社ビルでは、東京都下水道局から供給される再生水を水洗トイレなどで利用することにより水を循環利用し、水資源使用量を削減しています。

2025年の総水資源使用量は、設備のメンテナンスや高気温による冷却水使用量増加はありましたが、こうした各拠点の継続的な削減活動の実施により、8,405千m3と、前年と比較して3.3%の減少となりました。