外部評価
2020年10月29日
キヤノンオーストリアが2020年オーストリア政府が創設した気候変動保護に関する表彰制度で「Austrian Award for Competency in Climate Protection」を受賞
キヤノンのグループ会社であるキヤノンオーストリアは、オーストリア連邦気候保護・環境・エネルギー・モビリティ・イノベーション・テクノロジー省(以下、BMK)が推進する気候変動保護活動“klimaaktiv mobil(クリマアクティブ モービル)”プロジェクトに取り組んでいる模範的な企業やコミュニティなどを表彰する「Austrian Award for Competency in Climate Protection」を電機・電子業界で初めて受賞しました。
オーストリア連邦政府がエネルギー庁に運営委託し、全国的な気候変動保護イニシアチブとして推進してきたKlimaaktivは、京都議定書におけるオーストリアでの地球温暖化ガス(CO2)排出量削減に向け、2004年に設立されました。目的達成に向け、「建物と改修」、「省エネ」、「再生可能エネルギー」、「交通」の4つの領域に焦点を置き、取り組みを実施しています。
輸送などの「交通」に関するイニシアティブである“klimaaktiv mobil”プログラムは、輸送での再生可能エネルギー活用や電気自動車への切り替えなどの環境配慮のみならず、健康増進配慮も視野に入れているため、ウォーキングやサイクリングのプログラムも推進しています。
キヤノンオーストリアは、2013年から“klimaaktiv mobil”プログラムに参画し、エコドライビングトレーニングの実施や2019年の“キヤノンエコモビリティデー”で、燃費改善講座のライブとオンラインでの開催や経験豊富なインストラクターの指導のもと、電気自動車試乗体験などを実施しました。
また、社用車を電気自動車に切り替えたり、お客さまもご利用いただける電気自動車充電ステーションをウィーンの本社をはじめとする支社に設置するなど、継続したさまざまな取り組みが評価され、今回の受賞に至りました。
コロナ禍の中、表彰式は感染防止を配慮し屋外で執り行われ、参列されたBMK大臣のLeonore Gewessler氏からキヤノンオーストリアがイニシアティブを発揮した“エコモビリティデー”の取り組みについて、賞賛のコメントがありました。
また、BMK大臣、オーストリア商工会議所運輸交通部門会長Alexander Klacska氏より賞状などが授与されました。