テクノロジー人材の活躍の機会

テクノロジー人材の育成

テクノロジー人材の育成

開発環境の中核となり、これまでにない新しい製品やソリューションを生み出すのは技術者です。
キヤノンは、高度技術者認定制度を通じてトップクラスの技術者を認定し、事業貢献や新規事業の芽を創出するとともに、認定された技術者には会社への貢献に見合った処遇を提供しています。
高度技術者のキャリアパスは、「技術深耕型」と「技術展開型」の大きく2つに分類されます。それぞれのキャリアパスで専門領域を深められるよう、海外留学制度や複数の社内ローテーションなどの技術者に合った機会を用意し、グローバルレベルの技術人材として活躍できるよう育成しています。
キヤノンには、技術者の挑戦を促し、イノベーションが創出される環境があります。

高度技術者認定制度

キヤノンでは、研究・開発をけん引する社員の発掘・支援を通じて、事業貢献や新規事業の芽を創出することを目的とする「高度技術者認定制度」を設けています。この制度では、既存事業の飛躍や新規事業の創出を決定づける技術、中長期的な利益貢献が期待される重要技術の開発に携わるトップクラスの技術者を「トップサイエンティスト」、「トップエンジニア」、「テクノロジーリーダー」として認定しています。認定された技術者には、インセンティブとして給与に一定額が上乗せされるなど、会社への貢献に見合った処遇が提供されるほか、キヤノンの技術の中核を担う存在として学会や業界団体への参画を通じて科学技術の発展に貢献するなど、活躍の機会が広がっています。

技術人材 【Top Scientist】国内外から高く評価されキヤノンの名声を世に知らしめる人材 【Technology Leader】開発・事業をけん引する優秀技術者 【Top Engineer】業界第一人者 研究開発をけん引し多大な事業貢献を果たしている人材

海外留学制度

キヤノンの基幹となる技術の獲得や、グローバルレベルでの研究開発活動を通じて視野を広げ、外部の研究者との人脈を構築することを目的に、1984年から海外留学制度を実施しています。これまでスタンフォード大学やインペリアル・カレッジ・ロンドンなどに100名を超える技術者がこの制度を利用して留学。帰国後は、研究開発部門トップや海外研究開発拠点の責任者など、キヤノンの技術の中核を担う人材として活躍しています。

スタンフォード大学(アメリカ)の写真
スタンフォード大学
(アメリカ)
インペリアル・カレッジ・ロンドン(イギリス)の写真
インペリアル・カレッジ・
ロンドン
(イギリス)
カーネギーメロン大学(アメリカ)の写真
カーネギーメロン大学
(アメリカ)
ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)の写真
ブリティッシュコロンビア大学
(カナダ)

高度技術者のキャリアパス

キヤノンの高度技術者のキャリアパスは、「技術深耕型」と「技術展開型」の大きく2つに分類されます。

技術深耕型

「技術深耕型」は、技術者が専門とする記録技術やセンサー技術などのコア技術を海外留学や外部との協業などを通じて深めていくキャリア形成パターンです。製品化や全社標準化(プラットフォーム化)に必要となる周辺技術も開発し、技術の幅を広げていきます。

【コア技術】通信ネットワーク技術 【入社】1.ワシントン技術留学 【5年目】2.論文執筆 帰国 【10年目】3.Wi-Fi新方式開発 4.カメラWi-Fi搭載 5.標準化 【15年目】プリンターWi-Fi搭載 6.複合機Wi-Fi搭載 【20年目】7.標準化と特許に注力

「技術深耕型」の技術者のキャリアパス例

  1. 技術者海外留学制度に応募し、2年間、米国・シアトルのワシントン大学へ留学。
  2. 初期のWi-Fi技術のプロトコルに関する論文を執筆し、学会で最優秀論文に選ばれる。
  3. 無線で接続する機器同士の設定に関するWi-Fiの新方式を考案し、社内の発明表彰の優秀社長賞を受賞。
  4. 開発した無線技術が、キヤノン初のWi-Fi内蔵デジタルカメラに搭載。
  5. 通信技術をプラットフォーム化。Wi-Fi技術が標準化され、カメラ製品に全面搭載。
  6. Wi-Fi技術が製品領域を超え、オフィス複合機製品に全面搭載。
  7. 通信に関する国際標準規格に必要な特許の獲得に注力。

「技術深耕型」の高度技術者の声

私のキャリアの転機となったのは海外留学です。研究の苦しさや楽しさもありましたが、研究の内容を生かすことのできるプロジェクトが帰国後に立ち上がり、そこに誘っていただいてプロジェクト立ち上げのメンバーになれたことが本当に幸運でした。その後のキャリアはチームなくして語ることはできません。製品への技術搭載、特許獲得、国際標準化という3つの戦略のもと、メンバー同士が助け合いながら切磋琢磨して戦ってきたことが成果を大きくできた要因だと思います。

技術展開型

「技術展開型」は、光学技術や自動化技術などのベース技術をシステム設計や実装を通して磨きながら、キャリアを形成していきます。複数の社内ローテーションを通じてベース技術を体系化、モデル化することで、さまざまな製品や技術分野に展開していきます。

【ベース技術】自動化技術 【入社】1.装置化技術 【5年目】2.自動化技術 【10年目】3.プリントヘッド組立自動化検討 4.カメラ組立自動化検討 【15年目】5.体系化 6.異動 【20年目】7.プリンター組立自動化検討

「技術展開型」の技術者のキャリアパス例

  1. 生産技術本部での装置化技術に携わる。
  2. 業務を通じてインクジェットプリンターのヘッドやインクタンクの自動化要素技術を習得。
  3. インクジェットプリンターのヘッドの自動組立装置の開発に携わる。
  4. 自動化技術を横展開し、ミラーレスカメラ本体の自動組立装置の開発に携わる。
  5. 複数の自動化プロジェクトの経験から習得した自動化構築のフローを体系化し、他製品への自動化展開のために体系化。
  6. デジタルプリンティング事業本部へ異動。
  7. 複合機とインクジェットプリンターを構成する各ユニットを共通コンセプトの装置で生産する「標準自動機」の展開に注力。現在は組立の自動化にとどまらず、工場内物流を含めた工場全体の自動化にも取り組んでいる。

「技術展開型」の高度技術者の声

開発と生産が一体となってものづくりを進化させるキヤノンの文化の中で、部門や立場を越えて連携し、共通の目標に向かって取り組む経験を重ねてきました。専門性を尊重し合いながら協力できる環境が挑戦を後押しし、成長と成果につながる。この風土が、技術者としての自分を育ててくれたと実感しています。ものづくりに本気で向き合いたい方にとって、キヤノンは理想的な舞台です。