キヤノンの歴史 1976 - 1987
第一次優良企業構想
1976
- 第一次優良企業構想スタート、キヤノン式開発・生産・販売システム検討委員会発足
- 光学機器の拠点として小杉事業所が完成
- キヤノンU.K.設立
- ファクシミリ事業に進出
1976
- マイコン搭載カメラ「AE-1」発売、AE一眼ブームとなる
AE-1
- 世界初の無散瞳眼底カメラ「CR-45NM」発売
1977
- 賀来龍三郎、キヤノン株式会社代表取締役社長に就任
賀来龍三郎
- 栃木キヤノン宇都宮工場(現キヤノン宇都宮工場)が完成
1977
- 35mm映画用レンズ「K-35」シリーズが、米国映画アカデミー科学技術部門賞受賞
1978
- 製品別の事業部制を導入
- キヤノンオーストラリア設立
- カラーコピーサービスを開始
1978
- 世界初のリテンション方式複写機「NP-8500」発売
- 世界初のレーザー走査オートアライメント機構採用のマスクアライナー「PLA-500FA」発売
1979
- コピア(現キヤノンファインテックニスカ)が関係会社となる
- キヤノンシンガポール設立
- 海外売上が初めて1,000億円を突破
1979
- 半導体レーザー内蔵の「LBP-10」発売
LBP-10
- AF全自動カメラ「オートボーイ」発売
- ミニフロッピーディスクドライブ発売
1980
- ローマ字入力初採用の日本語ワープロ「キヤノワード55」発売
キヤノワード55
- 国産初のG2規格ファクシミリ「テレフアクスB-601」発売
- 自動眼屈折力測定機「オートレフR-1」発売
1981
- コンポーネント開発センターとして平塚事業所を開設
- ファクシミリの生産および精密金型製作の精機工場として阿見事業所を開設
- 複写機・LBPの化成品生産工場として上野工場を開設
1981
- 毎分135枚の超高速複写機「NP-8500SUPER」発売
- プロ用システム一眼レフ「New F-1」発売
- CVCビデオシステム発売
1982
- 世界初のカートリッジ方式複写機「ミニコピアPC-10/PC-20」発売
- ハンディターミナル「HT-3000」発売
- 16ビットパーソナルコンピューター「AS-100」発売
- 欧文電子タイプライター「AP400/500」発売
- 新生児聴覚検査装置「クリブ・オ・グラム」販売開始
1983
- キヤノンブルターニュ(フランス)設立
- マスクアライナーおよび周辺機器の製造工場として宇都宮光学機器事業所を開設
1983
- パーソナルワープロ「キヤノワードミニ5」発売
- クレジットカードサイズの電卓「マイカード」発売
- 一眼レフカメラ「T50」発売、1983年度グッドデザイン大賞受賞
1984
- 中国にて技術合作契約締結、湛江・天津で複写機の生産開始
- キヤノン・コンポーネンツ設立
- 米国ヒューレット・パッカード社にレーザービームプリンターのOEM供給を開始
1984
- 世界初のCOM用普通紙リーダープリンター「PCプリンター70」発売
- レーザーファクシミリを発表
- ロサンゼルスオリンピックでスチルビデオカメラの実用テストが行われる
- デジタル方式の「レーザーコピアシステムNP-9030」発売
- 世界最小・最軽量のレーザビームプリンタ「LBP-8/CX」発売
- 1MDRAM対応ステッパー「FPA-1500FA」発売
- 高品位TV(現ハイビジョン)用ズームレンズ「PV14×12.5B HD」を発表
1985
- キヤノンバージニア設立
- 韓国に合弁会社ロッテキヤノン(現Canon Korea Business Solutions Inc.)設立
1985
- 世界初のバブルジェット方式インクジェットプリンター「BJ-80」発売
- 複合電子ファイル「キヤノフアイル5500」発売
- 電子編集印刷システム「EZPS 5300」発売
- カメラ一体型8mmビデオ「キヤノビジョン8VM-E1」発売
1986
- 独・シーメンス社とISDN用ファクシミリのインタフェース技術における業務協力関係を結ぶ
- 米国・イーストマンコダック社と最先端医療機器分野における業務協力関係を結ぶ
1986
- ポータブル複写機「ファミリーコピアFC-3/5」発売
FC-3
- G4規格対応の「キヤノフアクスレーザー3100」発売
- バブルジェット方式プリンター採用の卓上電卓「キヤノーラBP1210-D」発売
- 最高級エレクトロニクス一眼レフ「T90」発売
- 世界初のスチルビデオカメラ「RC-701」とビデオシステム発売
- 眼屈折力と角膜形状測定が一台でできる「オートケラトメーター RK-1」発売
- 測地衛星あじさいにコーナーキューブリフレクターを搭載
1987
- ヨーロッパで日欧相互理解の研究を援助するキヤノンヨーロッパ財団設立
- 韓国・金星精密社にカメラ技術を供与、生産を開始
1987
- フルカラーデジタル複写機「カラーレーザーコピア1」発売
- オートフォーカス一眼レフシステム「EOS」およびEFレンズ群発売
EOS 650
- 普通紙にプリントする電子黒板「ボードコピアA-1」発売
- キヤノワードαシリーズ販売開始
- 日本語対応のLBP「レーザショット」シリーズ発売
- 世界最高倍率、50倍TVズームレンズ発売
- 射出成形CAEシステムソフトウエア「CAPLAS」外販開始