入社の決め手
学生時代の経験から、似たような考えの人と一つのことを突き詰めるよりも、海外も含め異なる考えを持つ方と様々な仕事をしたいと考えていました。そんな時にキヤノンの調達業務説明会に参加し、調達はモノづくりのすべてのフェーズに関わることができ、取引先と一緒になって品質改善する部門や、新規取引先を見つけ出す部門、新製品の開発を一緒にできる部門など、様々な職種があることを知りました。お話しした社員全員が人と関わることが好きで、ものごとを広く見ようとしていると感じたため、自分のやりたいこと・考えと一致していると感じ入社を決めました。
トレーニーでの経験を活かして
入社後にトレーニー制度があり、技術部門や調達部門で様々なことを経験しました。
クレーン、フォークリフトの扱い方を学んだり、中国の取引先とコミュニケーションを図るために人生で初めて中国語を学ぶなど、それまで想像していなかった経験をしました。正規配属後は、製品ではプリンターとカメラ、部品ではメカと電気を担当しました。業務では新製品の企画段階からコスト評価を行い技術的視点から社内の開発部門とコストダウンを推進したり、量産開始に向けて取引先の選定を行う「開発系調達」と、すでに量産している製品のコストダウン戦略を立案したり、安定調達を推進する「製造系調達(バイヤー)」の複数の業務を経験でき、成長を感じています。今後も積極的に業務に必要な知識や資格を取得して新たな製品や部品に関わっていきたいです。
仕事のやりがい
私の仕事のやりがいは、関係部門を巻き込んで、提案したことが実行され、改善やコストダウンができることだと思います。
また、様々な考えを持つ人と仕事ができ、海外拠点メンバーとも連携して業務を進める機会があることも魅力の一つだと考えています。
業務で携わった製品が店頭で並べられているのを見たときは、図面でしか見たことなかった部品が、一つの製品になっているのを見ることができ、とても嬉しいです。
また、その製品がたくさんの人の手に取っていただける家電量販店にあること = 私が良い部品を選定したから他社と競い合える価格で品質の良い製品を売ることができたと実感し、やりがいを感じられる瞬間です。
今後の目標
自身が担当する品目の製造工程や取引先について、実際に現場に行く、文献を読む、コミュニケーションをとるなどして知識を深め、図面変更を伴うコストダウンを自ら提案できるようになることが目標です。機能は下げずにコストダウンを提案するため、部材や部品の使われ方、製造工程の理解することが必要となります。
また、正確な情報収集や早いレスポンス、相手の立場に立ち考えることを常に心がけ、関わる人との連携を強化し、高めあえる人材が集まる職場を作り上げていくのが夢です。
就職活動中のみなさんへ
就職活動では、最初から数社に絞ろうとせず様々な企業の方の話を聞いたうえで、考え方に共感できる会社を選ぶといいと思います。またその活動中にできるだけ多くの友達を持つことは重要です。他社に就職した人の話を聞くと、自分の固定概念から抜け出すことができ、広い視野で物事を考えられるようになります。
キヤノンは挑戦する機会をたくさん提供してくれます。特に好奇心旺盛で、一つの意見にとらわれず全体を見た上で最適解を導き出せる人には、新しいことに挑戦する機会が度々訪れます。さらには自分の挑戦をサポートしてくれて、尊敬できる上司や仲間も必ず周りにいます。