誰かではなく、私だから
そういう仕事をしていきたい

プロダクトマーケティング業務

キヤノンシンガポール

津田 さくら

プロフィール

小学生の時からアメリカで育ち、大学で日本に戻り政治学科を専攻。
2009年入社。映像事務機器事業本部商品企画センター戦略企画部戦略企画第一課(当時)に配属。複合機市場の情報収集・分析、さらに通訳・翻訳、秘書業に携わる。その後、2012年に同本部コーポレートシステム事業部商品化推進第一課(当時)に異動し、念願だった商品立ち上げに関わることとなる。
2015年1月、希望していた海外事業所での仕事でキヤノンシンガポールに赴任し、現在に至る。

キヤノンを選んだ理由

幼少時代を海外で過ごし、将来は英語が使えて、世界につながっていると感じられる仕事に就きたいと思っていましたので、それらを軸に就職活動を行いました。商社や金融の会社も興味はありましたが「モノ」こそ世界中の人とつながれるのではないかとメーカーを考えるようになり、その中で、キヤノンはグローバルに事業を展開しており、自分が目標としていた仕事ができると思い就職を希望しました。
面接やセミナーで会うキヤノンの社員の方は皆さん親切で、また、「私」のことを知ろうとしてくれている、と感じました。そして、この方たちと仕事をしたいと思い入社を決めました。
今、こうして世界とつながる仕事ができ、充実した毎日を送っています。

わたしの仕事

世界中で使われているオフィス向け複合機
市場へ送り出す製品は我が子のよう

シンガポールに赴任する前は、商品化推進課に所属しており、オフィス中高速機の新製品立ち上げに携わっていました。各市場において導入する製品の構成の検討をはじめ、企画から販売までのプロセスをサポートする仕事です。
さまざまな部門のいろいろな人が関わり製品をつくりあげていく現場では、時には意見が対立しながらも協力し合いゴールを目指します。そうして課題をクリアにしながら製品が形になった時の充実感、ものづくりの現場ならではの経験ができました。
そうした中、これらの製品がどう販売されていくのかマーケティングに興味を持つようになりました。そして、しばらくしてシンガポール赴任となり、現在は、オフィス向け複合機のプロダクトマーケティング業務を行っています。製品情報を伝えるカタログやWEBページを作成したり、また、各国の販売会社とそれぞれの製品をどのように販売するかを議論したり、新製品の発売に向けて、さまざまな活動を協力して進めています。
私が働いているキヤノンシンガポールは、南・東南アジアの地域統括販売会社として、タイやマレーシアを始め22の国と地域を束ねています。急速に発展しているアジアの販売現場では常にいろいろなことが起きます。例えば、ベトナムの法規制に対応した輸出方法の検討や、台湾の環境認可の工場監査の実施、為替変動に対応するための価格調整などがあり、本社と連携しながら対応します。常に何かが動いていて、各地域の状況の変化を感じながら仕事ができるというのは、キヤノンシンガポールならではのおもしろさだと思います。
また、国や地域によって、製品需要は異なります。最先端の機能の搭載やソリューションとの連携が必要な場合もあれば、シンプルなモノクロ機で堅牢性が何より大事など、それぞれの市場によって製品需要が違います。競合の状況も違う中、どの市場にどうアプローチするか考えるのもおもしろいですね。
何より、以前、製品の立ち上げに関わったこともあり、心を込めて世に送り出した我が子のような製品が多くの人々に使われているのを見るのは本当に嬉しいです。

キヤノンで働く魅力

キヤノンで働く魅力
常にチャンスを与えてくれる
自分のやりたいことを実現できる会社

常にチャンスを与えてくれる会社だと思います。キヤノンでは年始や中間、期末などに上司との面談があり、自分のキャリアをどうしたいのか話す機会があります。そして、その希望に対して耳を傾け、どうしていったらいいのかまで一緒に考え、サポートしてくれる人たちが周りにいます。
それはキャリアのことに限らず、普段の仕事でもそうです。若くても自由に発言でき、アイデアに対してまずきちんと耳を傾けてくれるカルチャーがあるように思います。
また、女性が活躍できる場所だと感じています。実際、5年後、10年後、こうなりたいと思える先輩女性社員がたくさんいます。男女関係なく、自分のやりたい仕事をやっていける、そんなところも魅力です。

わたしのチャレンジ

居心地のいいところにいるのは楽
だけど、私はあえてそこを出て、前に進みたい

自分の慣れている空間にいるのは簡単ですが、それをあえて慣れていないところへ出て行くのがチャレンジではないかと思っています。私は、ぬるま湯の中にいるような状態ではなく、どんどん新しいことに挑戦することが好きなところがあります。今回のシンガポール赴任もそうです。日本を離れて仕事での海外生活、一人暮らしなど初めてのチャレンジが重なりました。
仕事やプライベートで壁にぶち当たることも多いですが、立ち止まってしまうのは嫌ですね。
立ち止まっている暇がないし、すぐに「次に行かないと」と思うんです。どうやったら改善できるかを考えるようにしています。
これからも与えられたチャンスを最大限に活かし、できることは何でもしたいですね。ここシンガポールで仕事をするからには、他の誰でもなく、私がシンガポールに来たから、この人だからできたと言われるような仕事をしていきたいです。