ニュースリリース

2005年12月14日
キヤノン株式会社

新しい株主還元方針ならびに
平成17年12月期(第105期)の期末配当予想の修正に関するお知らせ

当社は、平成17年12月14日開催の取締役会において、新しい株主還元方針に基づいて、平成17年12月期(第105期)の期末の1株当たり配当予想について下記の通り増額修正することを決議いたしましたのでお知らせします。

1.新しい株主還元方針

当社は、1996年以来「グローバル優良企業グループ構想」のフェーズⅠとフェーズIIと2度の5ヵ年計画を通して、収益性やキャッシュフロー重視の経営により製品力や財務体質の強化を図ることで企業価値の向上に努めてまいりました。
この2度の5ヵ年計画により強化された財務基盤を活用して、今後の一層の飛躍のための投資を積極的に行って行く一方で、重要な経営施策の一つと位置づけております株主への利益還元につきましても積極的に実施してまいります。
株主への利益還元につきましては、従来、安定配当を基本に1株当たり配当金の増加に努めてまいりましたが、今後は、将来の投資計画やフリーキャッシュフローの状況を勘案しながら、連結業績を反映して配当を中心により積極的な株主還元に取り組んでまいります。具体的には、中長期的に連結ベースの利益還元率で30%程度に高める努力を続けてまいります。

2.平成17年12月期期末配当について

当年度は、5ヵ年計画である「グローバル優良企業グループ構想」のフェーズIIの最終年度となりますが、この最終年度を増収増益で締め括ると同時に、フェーズIIの目標も高い水準で達成出来る見込みとなりました。つきましては、日頃の株主の皆様のご支援にお応えするため、上記の新しい株主還元方針に基づき、期末の1株当たり配当予想を以下の通り増額修正いたします。

3.修正の内容

  中 間 期 期 末 年 間
前回予想 (平成17年7月27日) 32.50円 32.50円 65.00円
今回修正 32.50円 67.50円 100.00円
(ご参考)前期実績 25.00円 40.00円 65.00円

以上