ニュースリリース

2007年8月29日
キヤノン株式会社

キヤノン宇都宮光学機器事業所における直接雇用の申入れについて

キヤノン株式会社は、株式会社アイラインとの業務委託契約に基づき、2006年5月21日より宇都宮光学機器事業所における半導体製造装置用レンズの研磨・測定業務(以下「本件業務」)をアイラインに委託し、現在に至っています。本件業務につきましては、昨年10月、アイライン従業員の一部の方々が栃木労働局に対して偽装請負の疑いがある旨の申告を行っており、今なお栃木労働局の調査が継続中です。

今般、キヤノンは、労働局の判断を待つことなく、本件業務に従事していたアイライン従業員の方々82名(2006年5月21日時点で本件業務に従事していた方、およびそれ以降に従事することとなって現在も従事している方)に対してキヤノンの期間社員としての直接雇用を申入れることとしました。

これは、労働局への申告から既に10ヶ月が経過しており、直接雇用に対する社会の関心、キヤノンに対する注目等を考慮して、事態の早期解決を図るため、本件業務に従事してきたアイライン従業員の方々にキヤノンから直接雇用の申入れを行うのが最善と判断したためです。

対象者の雇用開始日は2007年10月1日を予定しています。対象者への申入れは、昨日(8月28日)午後8時過ぎの勤務明けから開始し、郵送分を含めて遅くとも8月30日中には全ての対象者への申入れを完了させる予定です。なお、今回の直接雇用の申入れに同意し、キヤノンに期間社員として入社した方々には、他の期間社員の方々と同じく正社員登用制度の適用があります。

以上