ニュースリリース

2007年11月29日
キヤノン株式会社

キヤノンが日田市に新たな工場の建設を計画

キヤノンはこのたび、トナーカートリッジおよびその主要部品の生産増強を目的として、大分県日田市三ノ宮地区に、新たな生産拠点を建設することを計画いたしました。

近年、トナーカートリッジ等の消耗品の需要は毎年増加傾向にあり、今後の生産規模の拡大が急務となっております。キヤノンでは、需要に応じた柔軟な生産体制が構築でき、かつ一極集中によるリスクが回避できるといった観点から、新たな消耗品とその主要部品の生産拠点の選定を進めてきました。

その結果、現在トナーカートリッジの生産を行っている大分キヤノンマテリアル株式会社の事業所である杵築市および大分市とのアクセスが良く、部品の供給環境も備わっていること、また周辺地域から良質な労働力の確保が容易であることなどの理由から、大分県日田市三ノ宮地区が新しい生産拠点として最適と判断し、新たな生産施設を建設することにいたしました。

新たに建設される拠点は、2008年12月に着工を開始し、2009年9月の稼動を目指しています。

【 新工場の概要 】

1. 名称 大分キヤノンマテリアル株式会社日田事業所
2. 所在地 大分県日田市大字西有田(三ノ宮地区)
3. 代表者 代表取締役社長 藤原謙二
4. 敷地面積 約 390,000㎡
5. 延床面積 約 97,500㎡(2009年末予定)
6. 事業内容 トナーカートリッジ、トナーカートリッジ用部品の製造
7. 従業員 約 1,000人(2010年末予定)
8. 投資額 当初 約800億円
9. 建築着工 2008年12月予定
10. 操業開始 2009年9月予定