ニュースリリース

2007年4月16日
キヤノン株式会社

キヤノンが「写真新世紀」2007年度(第30回公募)応募申し込み受付を開始
~ゲスト審査員に榎本了壱氏、具本昌氏を迎える~

キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」*1の2007年度(第30回公募)応募申し込み受付を開始します。受付期間は、4月16日(月)から6月11日(月)までです。

  • *1「写真新世紀」は、銀塩写真、デジタル写真をはじめ、現代アートやさまざまな映像メディアも取り入れた、自由で独創的な写真表現を応援しています。新人写真家の登竜門として認知され、蜷川実花氏、佐内正史氏、澤田知子氏ら、国内外で広く活躍する優秀な写真家を、多数輩出しています。現在までの応募総数は約35万点となっています。
今回は、レギュラー審査員である荒木経惟氏(写真家)、飯沢耕太郎氏(写真評論家)、南條史生氏(森美術館館長)、森山大道氏(写真家)に加え、ゲスト審査員に榎本了壱えのもとりょういち氏(アートディレクター)、具本昌クー・ボンチャン氏(写真家)を迎えて審査を行います。
榎本了壱氏は、デザイン、編集、出版、文化イベント制作など、さまざまな芸術制作活動で活躍しているアートディレクターです。
また、具本昌氏は、韓国ソウル出身の写真家で、2004年に韓国の伝統仮面劇をテーマとした個展をパリで開催して、大きな反響を呼びました。現在は朝鮮王朝の伝統的な磁器である”白磁はくじ“の写真制作を中心に、世界的に活躍しています。
審査は、各審査員が独自に1名(組)ずつ優秀賞を選出し、計6名(組)の受賞者には今秋開催予定の受賞作品展に出展する権利が与えられます。同作品展開催期間中に行われる「グランプリ選出公開審査会」において本年度のグランプリ*2が決定されます。

  • *2グランプリ受賞者には、奨励金100万円と、翌年の受賞作品展(巡回展含む)における個展開催の権利が贈られます。
高木こずえ「insider」 <br /> 2006年度(第29回公募)グランプリ受賞作品

高木こずえ「insider」
2006年度(第29回公募)グランプリ受賞作品

2006年度( 第29回公募 ) <br> 優秀賞選出審査会風景

2006年度( 第29回公募 )
優秀賞選出審査会風景