キヤノンはこのたび、マイクロソフト社の技術ライセンスプログラム「Windows Rally Program」に参加し、同社と契約を締結しました。これに伴い、キヤノンでは、「Windows Vista」との接続性を高めたオフィス機器を順次発売する予定です。
「Windows Rally Program」は、「Windows Vista」の発売に伴い、マイクロソフト社がハードウエアメーカーやソフトウエアメーカーに広く提供する技術ライセンスプログラムです。このライセンスは、周辺機器とパソコンとのネットワーク接続において、より高いセキュリティと利便性、さまざまな機能を実現するための複数の技術で構成されています。これらの技術を搭載した周辺機器は、「Windows Vista」をインストールしたパソコンとのネットワーク通信において、高いセキュリティと安定性を確保するとともに、より詳細で利便性の高い管理や状態の確認を行うことが可能になります。
キヤノンは、ネットワーク接続時における機器の管理や状態の確認に対する利便性を高めるための新しいプロトコル「DPWS(Devices Profile for Web Services)」の開発において、マイクロソフト社と共に仕様策定を行ってきました。
キヤノンでは、新しい技術が数多く搭載された「Windows Vista」の発売を受けて、「DPWS」に対応したオフィス製品の発売を予定しており、オフィスにおける機器間のさらなる接続性向上を図って行きます。