ニュースリリース

2009年4月16日
キヤノン株式会社
キヤノン化成株式会社

日田キヤノンマテリアルの着工・操業開始時期の再延期について

キヤノンは、「日田キヤノンマテリアル株式会社」(以下、「日田キヤノンマテリアル」)の着工と操業開始時期を再延期することを決定いたしました。

キヤノンでは、昨年6月「日田キヤノンマテリアル」を設立し、当初2008年12月着工、2009年9月操業開始で、最新の自動化ラインを利用して高機能部品を製造し、国内外のトナーカートリッジの生産拠点に供給することを計画していました。

その後、米大手証券会社の経営破綻を発端とする世界的な不況の影響で、トナーカートリッジの需要は急減速し、生産計画の見直しを余儀なくされたため、着工予定を2009年6月、操業開始予定を2010年3月に変更することを昨年11月に発表しました。

しかしながら、この需要の低迷は長期化しており、回復の兆しがいまだ見えないことから、今回、着工と操業開始の再延期を決定するに至りました。

なお、既に入社した152名(これまでの経験採用者73名、2009年4月の新卒採用者79名)は全員、親会社であるキヤノン化成株式会社(本社:茨城県つくば市)で現在実習を行っています。また、2009年5月の経験採用予定者2名も同所で実習を行う予定であり、雇用への影響はありません。